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「日の丸」が最強の構図と思う理由

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上の写真は、大阪城のお堀を撮ったもの。

「大阪の高いところ巡り」で、通天閣の次に訪れた大阪城。 もちろん、目的は天守閣に昇ることだったのですが、駅からそこへ向かう途中、あまりにもお堀の石垣がきれいだったので、少し回り道をしてしまいました。

そして、いいポジションで撮った写真がお気に入りの一枚となったわけです。

写真リンク: Moat l 67 PHOTO

ただ、いいポジションで撮ったと言いながら、結構な妥協もあったり。

立ち位置はもう少し左に回り込みたかったですし、なにより、もっと石垣に近づきたかった。 そうすれば、石垣をフラットに撮れますし、石垣と水面だけの写真を作れたのかと。

それが出来なかったのは、そこに陸地が無かったから。 そんなわけで妥協し、石垣の角を縦3分割の位置に置き、石垣のフラットは諦めることに。 思えば、そんな場面はよくあることで、一番の理想はワンポイントの無い画だったりしますが、妥協して3分割や9分割にすることが多いです。 この場合だと、石垣と水面の2面構成の構図が理想。 そして、撮りたいものがワンポイントになりそうな被写体のときは、「日の丸」が理想の構図だったりするのです。

考えてみれば、「日の丸」ほど被写体を強調できる構図は無いわけで、それを理想に置くことは自然なことなのかと。 初心者の頃は「悪い見本」と思っていた構図なのですが、実際はそうではなく、きちんと構図さえすれば、「日の丸」が最強なんだと思います。

もうひとつ誤解をしていたのは、それが簡単な構図ではないこと。

フレームの中心に被写体を入れるだけと、そう思っていたのですが、「日の丸」の構図で大切なのは、中心に「梅干し」を置くことではなく、周りに「白いご飯」を敷き詰めること。 そこに「たくあん」を置いてはいけませんし、「ごま」をふるにしても均一でなくてはならない。 さらに深堀するならば、白米一粒の向きにも注意を張り巡らさないと思うのです。

それは、「日の丸」に限ったことでもないと思うのですが、他の構図よりも、その誤差が顕著に影響する気がしています。 そう考えれば、他の構図と比べれば繊細にもかかわらず、型に決まると強い威力を発揮する。

「日の丸」構図は、簡単には扱いきれない癖のある最強の武器だと思うのです。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/12/14

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