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憧れの写真家さんの真似事はたのしい

フィルム写真

上の写真は、山形県の「フルーツライン左沢線」を撮ったもの。

雪深い冬の山形県。 そのため、冬季はお出かけも億劫な日が多いです。 それに加えて仕事も忙しく、結果、カメラとの距離は少し離れ気味。 それだと仕事と天候に負けた気がするので、半分は意地で、料理写真を撮りまくっていました。

ただ、それでも満足できなくなり、雪降る早朝に家を出たわけです。

雪が降り続く景色は何処か薄暗く、寒さと寂しさを見ている人に届けます。 そんな吹雪の中の「雪」は、輝く白銀の世界を創るのではなく、冷たさと孤独を生み出す灰色の堕天使。 人工物を消し去る途中の景色は、自然な景色そのもの。

そんなことを感じさせる景色を収めた一枚が、この日のベストショットだったわけです。

写真リンク: Railroad l 67 PHOTO

この日のテーマは、Michael Kennaさんと森山大道さんの真似ごと。

Michael Kennaさんの写真は、モノクロのグラデーションと、主題の際立つ構図、なにより長時間露光で生み出された独特の空気感が魅力的。 一方、森山大道さんの写真は、ブレ、アレ、ボケ、のネガティブ要素で作り上げた独特の印象が魅力的。 どちらも、その場の雰囲気を収めた写真と言うより、その場の雰囲気をつくり上げた写真なのかと思ってます。

つまり、被写体の写真ではなく、被写体でつくりあげた写真なのかと。

ただ、今はそう思っているのですが、当時(2012年頃)のぼくは、Michael Kennaさんは露出オーバー気味の写真で、森山大道さんはアンダー気味と、それくらいの認識でした。 ですので、全然、真似できてなかったりします。

といいつつも、ぼくの好きな写真家さん達なので、いつも参考にさせてもらってます。 特にMichael Kennaさんが好きで、その光の捉え方というか、写真の空気感は、いつも欲しくてたまりません。

参考: Michael Kenna

「中判フォーマットでモノクロ」という環境は同じなのに、ぼくにはとても真似できません。 あらためて、写真の上手さとは、基礎を含めたコツや裏技などの知識の有無ではなく、ましてや道具の差でもないことを痛感させられます。

そんなMichael Kennaさんは北海道が好きらしく、過去に何回も訪日されてるとか。 お気に入りの被写体だったのは、「彼女」と呼んでいた屈斜路湖の樹木。

それでも、そのうち、どっかでばったり出会えないかなと、思っていたりもしています。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/12/08

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