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「撮りたい写真」と「見たい写真」

フィルム使いの人には「カメラ好き」な人が多い気がします。

一口に「写真が好き」といっても、その執着する部分は人それぞれで、 「写真を撮ることが好き」な人の中でも、撮ること自体が好きだったり、撮りに行くことが好きだったり、被写体となる人とのコミュニケーションが好きだったり、などなど、 人によって好きになる部分は様々だなと思うわけです。

そんな中、フィルムで撮ってる「写真が好き」な人は割かし「カメラ好き」な人が多いかと。 クラシックな外見に心を奪われたり、マニュアルライクな使い方にはまったり、電池を使わない機械式カメラに哲学を感じたり。 もちろんフィルム特有の色表現が好きな人も多いと思いますが、同じくらい「カメラ好き」な人も多いと思っています。

それでぼくはというと、好きな部分はいろいろあったりします。 ファインダーを覗くのも好きですし、撮りに行くのも好き。構図を探すのも好きですし、上手くなるための練習も好き。 フィルムのシステムも好きですし、その写真を見るのも好き。 ですので、好きな部分は多いのですが、その中で何が一番好きなのかは分からなかったりもします。

それが結構厄介で、撮ることの楽しさを優先させて、他の楽しさを忘れてシャッターを押すこともしばしば。 自分の「見たい写真」のことなんて忘れて撮ってしまうことも多いです。景色の良い場所なら尚更。そんな写真は後から見てがっかりすることも多いです。

「撮りたくて撮った写真」と「見たい写真のために撮った写真」は少し違うようで、いつもその誤差で後悔を生んでしまいます。 それで「見たい写真のために撮った写真」を撮るようになるのですが、時間が経つと再び「撮りたくて撮った写真」を撮るように。 そんな行ったり来たりを繰返してしまいます。

ただ、年々その差が近づいている気も。
きっとそのうち、ふたつは重なるものなのかと。

何年後になるか分かりませんが、それも楽しみだったりします。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji | 投稿日: 2017/09/08

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