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多く撮っても上手くはならない

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写真を上手く撮れる人になりたいと。

そのために必要なことは、やはり淡々と撮影枚数を重ねていくことが大切だと思います。 写真展にでかけたり、ネットで良い作品をみたり、知識をため込むことも大切だとは思うのですが、 基本的には写真を撮り続けることが、上達への近道だと思っています。

ただ、ここで気を付けたいのは、その目的を履き違えないこと。

「淡々と撮影枚数を重ねていく」のは、あくまでも手段であって目的ではない気がします。 もし、年間の撮影枚数を決めて、その目標を達成しようと頑張ったとしても、上達はあるとは思いますが、あまり見込めないと。 「撮った数だけ上手くなる」とは思えないのです。

思えば、写真に限らず、なにかしらで成功してる人に教えを乞うと、「数をこなして続けること」と答えてくれることが多いです。 たしかに、成功している人は例外なく数を重ねて続けてる人。そのため、淡々とやり続けること、「数をこなして続けること」が成功への唯一の道なのかも知れません。 ですが、数をこなして続けても、成功しない人、成長しない人が大勢いるのも事実。

そう考えれば、「数をこなして続けること」と「写真の上達」に、直接の因果関係は無いと思ってしまいます。

おそらく、写真の上達に一番必要なのは、撮った枚数ではなく「良い写真」を求めて行った試行錯誤の回数ではないでしょうか。 試行錯誤とは、計画、実行、評価、改善の「PDCAサイクル」を回すこと。 かさねて言えば、重要なのは試行錯誤した時間ではなく、PDCAを回した数だと思うのです。

やはり、頭で考えないと写真は上達しないもので、作業的に撮影枚数を重ねても上達は見込めないかと。 ですので、今のぼくの写真に足りないものは、撮った枚数ではなく、試行錯誤の回数なんだと思います。

それでも、上手い方が「数をこなして続けること」と教えてくれるのは、それが分かりやすい努力目標だからだと思います。 おそらく、上手い方は過去に試行錯誤を繰り返し、今になって後ろを振り返れば、そこに「数をこなして続けたこと」があったのだと思います。

そして、「こなした数」と「試行錯誤の回数」は、個人差があるものの、概ね比例関係が成り立つもの。 ですので、「こなした数」は上達を目的としたとき、分かりやすい「目安」になるのかと。 「数をこなして続けること」が分かりやすい成功の秘訣になるのだと思います。

ただ、「こなした数」は、あくまでも「目安」。 そのため、「こなした数」を目標にしてはいけないと。 上手い方に少しでも近づきたいなら、その「こなした数」ではなく、「試行錯誤の回数」を参考にするべきだと思うのです。

それでは、試行錯誤の回数を増やすためにどうすれば良いかというと、 それは写真に限った話ではないのですが、なにごとにも「真摯にあたること」なのかなと、思ったりもします。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji | 投稿日: 2017/03/12

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