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道の途中の「もち米シューマイ」

あまり意識はしていなかったけど、ぼくの料理の師匠は誰か?と考えれば、やはり母親なんだと思います。

小さいころから料理の手伝いをしていたため、覚える気がなくとも、基本的なことは自然と出来るように。 野菜や肉の切り方。フライパンや鍋の使い方。炒め方、煮方、揚げ方。そして味の付け方。 それでも自炊をはじめた頃は上手くいきませんでしたが、おそらく他の人よりもアドバンテージは高かったと思います。

ただ、母親にしてみれば、その手伝いの目的は、ぼくに料理を教えることでもなく、単に手伝ってもらいたかっただけなのかと。

その真相はわかりませんが、たまに実家へ帰省したときも、昔と変わらず母親の料理の手伝いを。 それは集まってくる親戚への「おもてなし料理」。母親がひとりで作るのは大変そうなので。 そのためぼくも手伝うのですが、同時にいろいろと情報交換も。お互い「家のごはん係」なこともあるので。 そんなこともあるのですが、基本的には「手伝い」なぼく。ですので「単に手伝ってもらいたかっただけなのかな?」と思うのです。

その日の料理のひとつは「もち米シューマイ」。

微塵切りにしたタマネギと豚ひき肉を混ぜ合わせます。
塩、酒、片栗粉を追加し、さらに混ぜ合わせます。

ボール状に形を整えて、水に浸しておいた生のもち米の上に転がします。
蒸し器で適当に蒸せば完成です。

もち米シューマイ
もち米シューマイ。

おいしい。
もち米の香りと豚肉の油の相性は抜群。
なにより、めんどくさい「包む」工程のいらないシューマイは、その意味でも「おいしかった」です。

聞けば「もち米シューマイ」を作ったのは母親もこのときがはじめてだったとか。 何十年も料理を続けていてもはじめてなことはあるみたいです。 もしかしたら、なにかを続けるということは、熟練度をあげることではなく、永遠と新しいことに挑み続けることなのかと。

そう考えれば、あのときの母親もぼくに料理を教えている暇などなかったのかと。
そう思ったりもしています。

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カテゴリ: 家ごはん | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/12/17

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