食べものの好き嫌いは少ない方かと。
ですので偏食はありませんし、見た目でダメと思った料理でも、とりあえず口にはしてみる派です。
嗜好の分かれやすい料理や食材でも、食べられることが多く、好きと思えるものも多い。
そんな自分の舌が好きだったりもします。
そんなわけで「ラム」も好きな食材のひとつです。
その独特の臭いで好き嫌いの分かれる食材ですが、むしろその臭いこそがラムの一番の特徴であり美味しさの源かと。
「臭い」と書くとネガティブに感じてしまいますが、「香り」と書けばポジティブな要素と思えます。
その「ラムの香り」が好きなのに、一部界隈では、良いラム肉の定義が「癖は無く特有の香りも無い」というものだからナンセンス。
ぼくはあの香りがあってこそのラムと思っているので、そんな特徴のないラムには魅力をあまり感じなかったりもするのです。
したがいまして、厳密に言うとラムよりもマトンの方が好きだったりします。
ラムは生後12ヶ月未満の羊肉の総称。
それに対して「マトン」は12ヶ月以上の羊肉のことを指します。
癖は少なく柔らかい肉が特徴のラムですが、マトンは癖が強くて肉も硬めなことが多いです。
ですので羊肉の特徴を強く楽しみたいのならラムよりマトンの方が適していると思っています。
ただ、マトンはスーパーであまり見かけません。
ラムは北海道の空知地方だと割とポピュラーな食材なのでスーパーでも普通に売られています。販売量は多いですし値段も低め。
そんな地域でもマトンはあまり見かけません。ちなみにラムは東北地方でも割とスーパーに置いてある率は高い気がします。
関東でもたまに見かけます。ただ、関西に行くとサッパリ見かけません。冷凍の「ジンギスカン用」はあるのですが、生肉のラムは探さないと手に入らなかったりします。
上のラム肉の写真は大阪在住時に撮ったものなのですが、それもコストコで手に入れたもの。ぼくがいつも通っていたスーパーでは売っていませんでした。
ラム肉もレアな存在なので、マトンは本当に見かけることもありませんでした。
そしてラム肉で作る料理と言えば、やっぱしジンギスカン。
我家にも専用の鉄板があるので、北海道の空知地方に住んでいたときは頻繁にジンギスカンを食べていました。
ただ、ラムも肉の一種。鉄板で食べるよりも「網焼き」した方が美味しいと、ぼくは思ってしまいます。
また、甘辛いタレの味も大好きなのですが、塩コショウの味付けも捨てがたい。
そんなわけで、我家のジンギスカンは、専用鍋のときもありますし、網焼きの場合も。
それだとただの焼肉であって、「ジンギスカン」と呼べるか分かりませんが、どちらにしろ美味しい。
「家ごはん」なのでジンギスカンの定義はどうでもいいですし。
ほんと、ラムは最高の食材です。
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