67 PHOTO

Film Photographer's Website
Photography Index


more...

「構図」とは決めるものではなく結果そうなるもの

フィルム写真

上の写真は、岡山県にある旧遷喬尋常小学校で撮ったもの。

朝9時の開館と共に入ったのは、この日はぼくだけ。 おかげさまで、人のいない校舎を思う存分に撮らして頂きました。 木造建築の古い校舎は被写体としても魅力的で、あっという間にフィルムを消費。

そんな写真たちの中の1枚が、お気に入りだったりするのです。

写真リンク: Classroom l 67 PHOTO

ただ、この上の写真は「古い校舎」の良いところを撮ったわけでもなく。

教室の座席で一番好きだった場所から撮ってみました。 そこは窓際の最後尾。「席替え」のくじ引きで引き当てたい場所。 学生時代、誰もがそこに座ったことがあるとは思いますが、ぼくはそこが好きでした。

授業を多少はさぼってもばれない場所。 ぼくは、あまり勉強の出来ない子だったので、興味の無い授業のとき、外を眺めて過ごすことのできる窓際の最後尾の席は、本当に好きでした。

そんな「居心地の良い場所」からの景色を撮ろうとしたのですが、考えていたより難易が高かったです。

その席に座らせてもらい、そこから撮る。 それだけでイメージする写真が撮れると思ったのですが、そんなに甘くなく。 アイポイントは、カメラの保定のために肘をついた格好で問題なく、上下の角度も水平で良さそうでしたが、問題なのは左右の角度でした。

左右の角度の少しの違いで、ファインダーに映る世界の雰囲気は変わるもの。 それは1度単位で大きく変わります。 「教室の中で体は教壇に向いているにもかかわらず、視線は外」。 そんな写真にしたかったので、この角度に。

そんなことを考えながら撮っていたので、正直、構図を考えることを忘れていました。 ただ、出来あがった写真を見てみれば、構図もそんなに悪くはないと。

もしかしたら構図とは「狙うもの」ではなく、「結果的にそうなるもの」なのかと。

そんな風にも思えました。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet



カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/12/13

「写真」の他の記事

自己紹介


Blog


人気記事

 
次の記事: ワンポイントの無い写真に憧れる
前の記事: 想い出を「ファンタジー」に変えるモノクロ写真

Photography Index


more...
Copyright C 2007-. 67 PHOTO.All Rights Reserved.