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個性の無い写真を撮ることは難しい

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上の写真は京都の金閣寺を撮ったもの。

世界文化遺産にも指定され、観光客で賑わう金閣寺は、境内の参拝ルートも一方向に決められています。 そんなルートの中には分かりやすい撮影スポットも。 そこから撮れば、誰でも絵葉書のような構図で写真を作れる。

そんな撮影スポットで撮った写真も、お気に入りの1枚だったりします。

写真リンク: Gold temple l 67 PHOTO

この撮影スポットに行けば、誰でも写真を撮りたくなるものかと。

そのためか、「金閣寺」で画像検索すると、同じ場所で撮られたと思われる写真が山のように出てきます。 そんな「誰でも撮れる写真」ですが、言い方を変えれば「個性のない写真」なのかと。 それは「絵葉書のような写真」であり、カメラやレンズの「作例のような写真」。

そんな写真は、絵葉書はともかく、作例に関しては「撮り手の個性」を消さなくては撮れないものかと。

そのためか絵葉書や作例などの個性やメッセージ性の少ない写真に対して、良い印象を持ちにくいです。 やはり写真は、撮り手の想いを受け手に伝えてこそ「良い写真」。 そう考えてしまえば、撮り手の想いが乗っていない写真は「良い写真」ではないと思ってしまいます。

ただ、個性やメッセージ性のない写真を撮ることは、個性のある写真よりも難しい気も。

個性とは言い方を変えれば、個人の趣向性であり、「癖」のようなもの。 それを出そうと思って努力をしていることもあったのですが、逆に全ての「癖」を消すことも難しい。 良くも悪くも、個性は撮ろうと思った時点で出てしまっていると思うのです。

参考: 個性とは「出す」ものではなく自然と「出てしまう」もの

絵葉書の写真は万人受けを目指して撮られたものかと。

そのような写真を作るには、個性を消すというよりは、主観を捨てて限りなく客観的な「良い」と向合う必要があるのかと。 そうして撮られた写真は、個性やメッセージ性の少ないものかも知れませんが、「撮ることが難しい」という点では、やはりひとつの「良い写真」だと思うのです。

そんな写真も撮れるようになりたいです。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/12/13

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