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ワガママな自分の世話は大変

フィルム写真

上の写真は、和歌山県の友ヶ島で撮ったもの。

訪れたのは真夏の8月。 三脚を抱えつつ、2kgを超えるカメラを持っての山歩きは、正直しんどい。 無人島の探索ということで、海を見ながらの浜の散歩が多いと思っていたのですが、そこは要塞のような島。 実際に戦時中は砲台として利用されていましたし。 そんな島内の散策道は、ほとんどが山道。 ただ、島の東端へ続く道は、満潮時に冠水してしまう海に近い場所でした。

そんな場所の景色を収めた写真も、お気に入りの一枚です。

写真リンク: Ebb tide l 67 PHOTO

この写真は、ほぼ干潮のピーク時に撮りました。

それは偶然ではなく、その時間に合わせて予定を立てていたので、いわば「予定調和な一枚」というわけです。

友ヶ島で撮りたかったものは、戦時中に建造された砲台跡。 それは島のあちこちに点在するのですが、できれば全てを周りたいと。 そのためには、島の東端にある「虎島」へ渡る必要もあるのですが、そこへ続く道は満潮時に水没してしまいます。

そんなわけで、干潮の時間帯から、島内の周り方、島へ渡るフェリーの乗船時間、自宅を出る時間まで、しっかり予定を立てました。 つまり、当日はそのスケジュール通りに動いたわけです。 かなり細かく時間を設定したので、それはもう、旅行代理店の企画するパック旅行のようでした。 ですので「予定調和な一枚」と思うわけです。

思えば、この日ほどではないにしろ、予定はしっかりと立てることが多いです。

ただ、そのスケジュールから来る煩わしさがあるのも事実。 ノープランで行動することも楽しいので。 なにより想定外のことが起きればそのスケジュールを途中で変更する必要が生まれるのですが、それは面倒でストレスにも成りえるので。

ただ、ぼくはそんなとき、はじめに決めたスケジュールを必要以上に重視しないように心がけています。

予定はあくまでも予定。 他人に迷惑の掛からない範囲内であれば、かなり大幅な変更もしてしまいます。 そうすると、当初の予定は消えるので、いろいろとマイナスな部分も出てきますが、それ以上にプラスを得られるなら、変更もアリだと。 たしかに予定の変更は面倒で、おもしろそうな変更でも諦めたくもなりますが、それで得られることも多いなら、そこは諦めてはいけないところだと思うのです。

例えば車中泊で四国に渡ったときがそうでした。

当初の予定では徳島から香川に入る予定でした。 ただ、天候が想定していたものより良かったこと、予定の時間に余裕があったこと、写真的に不完全燃焼だったこと、それらを踏まえて香川には入らず高知に入りました。

そのまま予定に流されて香川で遊んでも良かったのですが、 結果、天気の良い四国カルストに訪れることが出来たり、山道ドライブが楽しかったり、温泉ではないけれど良い風呂に浸かれたり、日本3大がっかりの「はりまや橋」を撮れたりと、 良い予定変更だったと思います。

参考: かずら橋と四国カルスト
参考: はりまや橋と瀬戸大橋

つまるところ、自分のしたいように動くことは大変ですが、そこは頑張ってあげたいと。

ほんと、ワガママな自分の世話は大変です。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/12/11

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