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三脚は「最後の手段」にしておきたい

フィルム写真

上の写真は奈良にある東大寺で撮ったもの。

奈良へ移り住んだ直後、割と早い段階で東大寺へは行ったのですが、そのとき撮った写真はイマイチ。 いつもなら諦めて「失敗の想いで」となるのですが、そこは県内。 気軽に撮り直しも出来てしまいます。

そんなわけで、もう一度行ってきました。
そのときの写真がお気に入りの一枚となったわけです。

写真リンク: Buddha statue l 67 PHOTO

前回の写真は露出ミスでした。

東大寺の大仏殿の中は撮影OKですが三脚は禁止。 そこで手持ちレンズ群の中で一番明るい105mmを用意。 開放値はF2.4。標準の単焦点レンズの割りに暗いと思われますが、中判の中では明るい方。 F2.4でもPENTAX67の光学ファインダーは大画面なので視野性に問題はなく。 ボケ方も35mm判のF1.2くらいと同等。 ですので、開放で撮ればISO100のフィルムと言えども、暗い大仏殿の中でも、そこそこのシャッタースピードは稼げますし、ピントも合せられました。

それで何を失敗したかと言うと、暗い場所なのに調子に乗って明るくしたら、適性を越えてオーバー気味に。 さらに手ブレも。「オーバーでブレ」という目も当てられない写真となったわけです。 しかも開放なのでピントも浅いですし、解像も荒い。ほんと、失敗でした。

この頃撮りたい写真は解像度優先でした。

そのことを忘れていたのは、「東大寺」という観光地に浮かれてしまったのかと。 写真を撮りに行ったのではなく、単に見学目的の観光に行ってしまったのが、原因だったかと。

ですので、リベンジはいつもより深くイメージを作っておくことに。 そして、それを撮るための対策も立てておきました。 それは、レンズを75mmに変更すること。開放値はF2.8で105mmより暗いのですが絞る予定なのでピントは問題ないかと。 レンズの明るさよりも「非球面レンズの恩恵」を得たいのもありましたが、なにより「一番使い慣れたレンズ」ということで選びました。 この75mmレンズは、ぼくの体が「本体とレンズの重さのバランス」を一番覚えてるレンズなので、ホールドしやすいので。 これで低速シャッターの手ブレを低減できるはずだと。

そして、ハンドタオルも持っていきました。

これは三脚禁止の場所でカメラを保定するために役立つもの。 壁や柱にカメラを固定させて撮るのですが、直に当てると傷をつけてしまう恐れがあるので、このハンドタオルで壁や柱を守りながらカメラを保定させる。

ただ、この方法では完璧な保定はできないと。 いくらハンドタオルで保護しているとはいえ、壁や柱に強く押し付けることも出来ないので、実際は触れる程度。 それでも効果は抜群なはず。 そして、この保定方法も、あくまでも補助的な保定と割切って、あとは自身のホールディングに委ねました。

カメラは左肩で保定。 レンズの先の方は、タオルを介して柱で固定。 ミラーアップして、息を吐きながら、肺に残っている空気が20%くらいのところでシャッターを押す。

おかげ様である程度は絞れました。 完璧ではありませんが、解像度優先の写真が撮れたと思います。

こんな撮り方が出来たのも、日頃からあまり三脚を使わないからかと。 ぼくが三脚をあまり使わない理由は「めんどくさい」からであって、それ以上の理由もないのですが、 あっても「荷物になる」とかそっちの方の理由。 ですので、三脚を使った方がいい場面で「手持ち撮影」をしてしまった失敗も多々。要するに手ブレ。

そんな失敗をしても、やはり三脚は「最後の手段」としておきたい。
上のような写真も撮れるような人でありたいから。

まあ、デジタル機でISOを上げれば解決する問題なんですけどね。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/12/10

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