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最も「日本離れした景色」な場所

フィルム写真

上の写真は、秋田県の八郎潟で撮ったもの。

車中泊で訪れ、日の出前から撮影スポットをクルマで探していました。 ところが、ベストポジションは見つからず。どこもかしこもベストと思える場所。 そこはどこへ行っても景色の変わらない場所なのかも知れませんが、写真目線で見れば個性的で違った景色の見える場所でした。

地平線の見えそうな景色。
東の方には、地表付近を低く漂う朝霧の靄。
太陽がその姿を現すと、辺りは青紫に染まりだしました。

そんな景色を収めた写真が、この日のお気に入り写真の中の1枚だったりします。

写真リンク: Sunrise l 67 PHOTO

そんな秋田県の八郎潟ですが、この景色をはじめてみたときの感想は「アフリカみたい...」。 ただ、ぼくはアフリカへ行ったことが無いので、この気持ちは間違っていたのかも知れませんが、「日本ではない」という意味で、そう感じたわけです。

つまり、「日本離れした景色」だと。

そんな「日本離れした景色」は、定義こそありませんが、概ね共通した認識を世間で共有できているものかと。 それは、地平線が見える景色だったり、岩石の露出した荒涼とした景色だったリ。他にも色々とあると思います。 普段の生活ではお目にかかれない景色が、「日本離れした景色」だと思うのです。

具体的には、北海道のサロベツ野や美瑛の丘の風景、上の写真を撮った秋田県の八郎潟、 福島県の浄土平、栃木県の渡良瀬遊水地、長野県の上高地、奈良県の大台ケ原、山口県の秋吉台。 などなど。 ぼくの知っている範囲だけですが、日本には多くの「日本離れした景色」があります。

そう考えると、「日本離れした景色」と思っていた景色も、日本を表す「日本らしい景色」なのかもと。 それは基準をどこに置くかで変わること。都会にその基準を置けば「日本離れした景色」と思える場所も、それを日本に基準を移せば「日本らしい景色」かと。

たしかに日本の人口のほとんどは都会に集中しているので、上記に挙げた場所は「日本離れした景色」と感じる方が大多数だと思います。 ですが、その都会も日本の極一部の地域。面積の比率で言えば少数派。 そう考えれば「日本の普通の景色は都会や住宅街の景色」とまとめるには無理があるかと。

つまり、「日本離れした景色」と思っていた景色も、実は日本の個性を表す「日本らしい景色」だと思うのです。

そう考えれば、最も「日本離れした景色」な場所は、東京の摩天楼なのかも知れません。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/12/07

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