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写真は「おもいで」を整理するサムネイル

フィルム写真

上の写真は、札幌の場外市場で購入したタラバガニを撮ったもの。

2010年、季節は年の瀬。 関東に住む親からの依頼は、お節料理に使う「新巻鮭」を送って欲しいとのこと。 もちろん北海道産ブランドで良質なものをと。 予算もしっかりと書かれている辺りが関西出身な母親。 そんな便りが送られてきたので、札幌場外市場へ行ってきました。

活気あふれる商店街。 きれい、びっくり、おいしそう。 店先に並ぶ商品たちは、積極的にぼくの眼へと飛び込んできます。 赤くて大きく達筆に書かれた値札も、それと一緒に目へと入ります。 立並ぶ店舗を順々に歩けば、飛び交う威勢のいい声も全力で浴びてしまう。 いつもだったら雑音に聞こえるはずなのに、札幌場外市場のそれは何処か気持をプラスに揺さぶってくるものでした。

年末に雰囲気がそう思わせたのか?
札幌の場外市場という雰囲気がそう思わせたのか?

理由は分らなかったけど、分かる必要もないかと。
その気にさせてくれたことが嬉しかったです。

そう思わせてくれた札幌場外市場は本当に良い場所でした。

そして無事に鮭を購入。 店員さんの説明を聞いた結果、新巻鮭ではなく紅鮭を。
これで依頼は達成です。

あとは自分たちの欲しいものを購入するのみ。

北海道で食べたかったものはウニとイクラ。 ウニは苫前でたらふく食べましたし、留萌では「つかみ取り」に挑戦し、自宅でも食しました。 イクラも醤油漬けを自宅で作成し、それでお腹がいっぱいになるほど、頂きました。

そしてもうひとつ、北海道で食べたかったものはタラバガニ。 ただ、安さが売りの場外市場でも、いくら安くはなったと言ってもタラバガニは値の張る高級品。 そして場外市場で売られているものは、大きさ、重さ、鮮度の良さ、茹で方、保存の仕方も一級品。

それでも買おうと。
諦めずに安いものを探して買おうと。
もうすぐ離れる北海道での思い出に買おうと。

そんなわけで、冬のボーナスを利用して買いました。
さっそく、家に帰って皆で食べることに。
と、その前に撮影。

そんな写真が、この日のベストショットだったわけです。

写真リンク: King crab l 67 PHOTO

上の写真は記念写真。

ぼくのお師匠さんも言ってましたが、写真は他の趣味との相性がいいです。 その記録性を活用して、自身の歩みや作品を保存できるから。 形に残らない趣味でも、写真として残せるので、「相性がいい」といいますかか、好きなことをやる上で、写真は優秀なツールなひとつなんだと思えます。

例えば料理。

味よく見栄えもよい料理を作品として残しておきたいところですが、それは無理。 そこで有難く思えるツールが写真。 もちろん全てを記録することはできませんし、一番に残しておきたい味の保存は不可能。

それでも外見を写真として残しておくことには意味があるかと。

自身のコレクションにもなりますし、それを利用して他人に評価してもらえることも出来るかと。 また、その写真を見ればを自身の記憶を掘り起こす「切っ掛け」にもなります。 その意味では、少なからず味の保存も可能かと。

そう考えても、写真は他趣味をやる上で優秀なツールのひとつと思えるのです。

そして写真は、趣味だけではなく暮らしを豊かにするツールとも思えます。 上の写真のように、形に残らない「おもいで」も具現化し、その記憶を思い出す「切っ掛け」になる。 家族写真や、観光地での「自撮り写真」も同一の効果があると思います。

写真は「おもいで」を整理するサムネイル。

タラバガニや、家族、子供の写真を見ると、そう思ってしまいます。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/12/04

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