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「smc PENTAX67 75mm F2.8AL」というレンズは開放スナップに向いている

フィルム写真

上の写真は北海道の本輪西で撮ったもの。

貨物列車が好きな長男のリクエストで訪れた本輪西。 工業が盛んな室蘭にあるその場所は、貨物列車を愛してやまない人にとっては「聖地」だったりします。

無数の線路が並ぶヤードに、ところ狭しに停車するオイル専用貨物列車の「タキ」。 その向こうには丸いガスタンクが立並ぶ。

そんな無機質な被写体を画角いっぱいに詰め込んだ写真が、この日のベストショットでした。

写真リンク: Gas tank l 67 PHOTO

そして、この写真は「絞り開放」で撮ったものだったりします。

い写真をはじめた頃は基本的に全て「開放撮り」。 カメラの設定が「楽」ということもありましたが、やはり一眼レフということで「ボケ」を入れるのが良い写真と思っていたので。 絞るときは炎天下のときくらいでした。

それも1,2段のみ。 シャッターは最高速まできっちり使う。 減光用のNDフィルターが欲しかったのも、この頃でした。

そんな「開放撮り」ですが、最近は「ボケ」以外の良いところにも惹かれています。 それは、適度な低解像度からくる「ミニチュア感」的なところ。 ティルト撮影には及ばないものの、現実と少し違った世界を楽しめます。

参考: 「中判の絞り開放」はフィルムの武器

そして、被写界深度が浅い「開放撮り」は、「マニュアル手動のピント合わせ」も鍛えてくれました。

ファインダー中央にあるスプリットで合わしたり、見た目に頼って合わしたり。 接写ではピントのために、細かく前後に動いて微調整したり。 MFレンズのピントリングの重さの意味を知ったり。

「開放撮り」は、確実にぼくを成長させてくれましたと思います。

そんな「開放撮り」は、ただただ楽しい。 自然と高速シャッターになるので手ブレは起きづらく、その分カメラ保定に気を使わなくていい。 その撮影スタイルはスナップ向きで、ガンガン撮れるのも「開放撮り」ならでは。 被写体を探しているときも、普段は露出設定も同時に考えてしまうのですが、「開放撮り」はそれを簡略化させてくれます。 「写真のイメージ作成」に、頭の大部分を使えるので、それはもう楽しいのです。

普段はスポット側光で補正ダイヤル不使用。
「開放撮り」のときは、中央重点測光の+1/3補正で固定。
そんなスタイルで「開放撮り」をしているから、楽しいと思えるのかと。

ただ、そう思えるのも良いレンズに巡り合えたからかと。 レンズ性能の差が堅調に現れるのも「開放撮り」の宿命。 絞り開放でもシャープに写るレンズが、ぼくの理想です。

smc PENTAX67 75mm F2.8AL

35mm換算で35mmレンズと同等の画角。
ボケ具合はF1.4レンズと同等。
開放でもかなりシャープ。
収差も小さい。

このレンズがあるからこそ「開放撮り」が楽しいと思えるのです。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/12/02

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