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動物の顔以外も撮りたい

フィルム写真

上の写真は、北海道の新得町にある「ヨークシャーファーム」で撮ったもの。

ヒツジの「ふわふわな体」に惹かれました。
カメラに付いていたのは、準広角の75mm単焦点レンズ。
35mmカメラ換算で、35mmレンズと同等の画角です。

撮ったのは夕方で、太陽光も少なく、カメラの設定は「絞り解放」。
中判67フォーマットのF2.8のボケ具合は、35mmカメラ換算でF1.4とほぼ同等。
被写界深度もかなり浅さいです。

そのため、撮りたかった体に合せたピントは、顔付近をカバーすることは出来ませんでした。

写真リンク: Sheep l 67 PHOTO

でも、これで良いかと。 あくまでも、ヒツジの「ふわふわな体」を撮りたかったので、顔はボケていても構いません。 むしろ、その写真に「ヒツジの顔」は必要なかったので、ボケてくれて助かりました。

動物写真に「顔」は必須ではないと。 ぼくはそう思っているのですが、 動物の愛らしい表情をみると写真に収めたくもなります。 そのため、「動物を見る」ということは、「動物の顔を見る」ということと同義になりがち。 ですが、動物の特徴や愛らしさ、珍しさが溢れている部位は、顔だけでないことも多いです。

キリンの首やゾウの鼻、フラミンゴの羽のピンク、カバの大きな口。 ヒョウの後ろ脚の筋肉や、ライオンの肉球、カメの甲羅の質感、リスザルの毛並み。 これらは、その動物の「顔」以上に魅力的で、被写体的にも優れてると思うのです。

そして、動物の一部分をフォーカスしては撮れない「もの」もあるかと。

野生動物が被写体として優れているのと同じ理由で、「動物園」という飼育環境で生活している動物にも惹かれます。 「動物園」という存在を、動物福祉的に否定も肯定もしませんが、そこで生きている動物のバックストーリーに惹かれることもあるのです。

その魅力的なストーリーを写真へ落とし込むには、動物の顔はもちろんのこと、体表の一部分にフォーカスしてもダメかと。 動物の周りにある檻や遊具を含めたエンリッチメントも一緒に画角に入れる必要もある。 そうすることによって、その動物の本質を少しでも写真に落とし込みたいと、そう思いながら撮った写真も多いです。

それは単に、ズーム機能の無い「単焦点レンズ」を使いこなすための技なのかも知れません。 ただ逆を言えば、それはズームレンズでは気付けないこと。

そう考えれば、動物園の撮影に、あえて単焦点の広角レンズを選んでみるのもアリだと思ってます。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/11/28

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