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しゃがむと広がる別世界

フィルム写真

上の写真は、北海道の登別温泉で撮ったもの。

源泉のある地獄谷は、遊歩道が整備されているので、火山ガスが創りだした荒れた景色を間近で楽しめます。 蒸気はもくもく。漂う香りは火山性の硫黄臭。岩の間を流れてくるのは白くて熱い温泉水。

ただ、構成しているパーツが小さいためか、迫力は大人しかったりするのです。

写真リンク: Hell Valley l 67 PHOTO

そこは大きく見せたいと。 デフォルメされた景色をリアルな寸法に感じるように撮りたいと。 そんなわけで、しゃがんで撮りました。 1m弱の岩を、標高のある山のように撮りたかったわけです。

背景も蒸気で見えないので、そうも見えるかと。

邪魔だったのは左手前の石。 その存在が写真の中の実際の縮尺を表してしまいました。 ちなみに、あの石の大きさは、人の頭より小さいです。

なにより、視点が高すぎでした。 遊歩道は地面から離れているので、しゃがんだものの、まだまだ俯瞰視点から脱することはできず。 地表ギリギリから見上げるように岩を撮れば、もっとおもしろい写真になったのかと。

でも、この写真は「そこ」で撮れるベストだったと思います。

この、「しゃがむ」という行為。 それは簡単なのですが、見える世界は激変するので、結構多用しています。 カメラを持っていないときでも、たまにその景色が見たくなるときがあるので、周囲に人がいないことを確認してから、しゃがんでます。

ビルの中の長い廊下や、通行人の多いスクランブル交差点、朝方の住宅街に延びるアスファルト、公園の芝生広場、簡単に整備された登山道、などなど。 写真のイメージを確認するわけでもないのに、その景色を楽しんでしまいます。

少し変な人と思われますが、これもぼくの趣味のひとつだったりするのです。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/11/28

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