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「撮る」でも「売る」でもない第3のプロ写真家の姿とは?

フィルム写真

先日、研修ということで、道内にある原木椎茸農家さんの生産現場を見学させてもらいました。

基本的な栽培方法は同じなのですが、細かいところで違う、自分の知らない「生産現場」。 それは、その場の気候を考慮したり、自分のやりやすい方法に工夫した結果なのかと。 そんな工夫の方法と考え方は大変勉強になりました。とてもよい研修になったと思います。

そして生産現場の他に「市場」も見学させてもらったのですが、そこらで思ったことは「被写体の宝庫」ということでした。 他の方の生産現場や市場は、普段は目に出来ない場所ということもあって写欲も湧くのですが、それを省いたとしても、見慣れたとしても、魅力的な被写体が溢れている場所だと。 ですので、研修用の頭で理解を進めつつも、脳の隅の方では良い構図を探し続けてしまいました。その意味でも楽しい研修となったと思います。

参考: 誰かの仕事場は近くて遠い最後の秘境

「できれば撮りたかった」というのが本音です。

でも、実際に撮ろうとすれば、理想の構図で撮れないことも多いと思います。 被写体を少し動かしたり、あと1歩踏込めば撮れる構図も、人様のものということでそれを諦めることも多いと。 ですので、自分の生産現場くらいは写真の被写体用にカスタマイズしたいのですが、案外、そんなカスタマイズを望んでいる人は多いのかも知れません。

参考: 「あと1歩を諦めない」という野望

今の時代、情報発信に「継続」が重要なのはもはや定説となっています。 そこで担当者が頻繁に写真を載せているWebメディア(ブログ含む)が多くなっているのですが、適当に撮ったと思われる写真も、たまに見かけてしまいます。 一発勝負のサイトなら写真にも拘れるのですが、日々「継続」しているサイトになると、写真にあまり興味のない人だと、そこまでは拘れないのかも知れません。 「撮り方」を教わる方法もあるとは思うのですが、それはハードルが高いですし。

そんなとき、被写体や撮る位地を適切に設定できれば、写真にあまり興味のないメディア担当の人でも「継続」して拘った写真が撮れるのかも知れません。 そして、そんな設定を出来るのはきっと写真家さんなんだと思います。 例えば、世界レベルで有名となった美瑛の青い池のライトアップも、プロデュースしたのはプロの写真家さんですし。

依頼通りに撮影したり自分で撮った写真を売るのがプロの写真家さんの仕事ですが、良い写真を撮れるように被写体や撮り方をデザインし提案するのもプロの仕事の内なのかと。

そう考えれば、近い将来、新しい形のプロ写真家さんが生まれてくるのかなと思うのです。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji | 投稿日: 2017/09/01

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