67 PHOTO

Film Photographer's Website
Photography Index


more...

誰かの仕事場は近くて遠い最後の秘境

フィルム写真

寒い夏の北海道。

もうすぐ「お盆」というのに最高気温は20℃以下。 妙に晩ごはんの「鍋」も美味しかったりもします。 そのため昼間の外の仕事は捗るのですが、着ていく服の選択は難しい。 案の定、服を着すぎて「汗だく」になってしまい、結局、気温が低くても仕事あがりのシャワーは気持ちよかったりするのです。

夏ということを忘れてしまいそうな今年(2017年)の8月は、やはり特殊な気候らしいです。 とはいっても先月は連日30度超えの日々だったり、去年の6月7月はお店の暖房が入るほどの寒さ。 それを考えれば、特殊といってもそれが日常で、最近の北海道の気候はこれがデフォルトなのかと思ってしまいます。

そのためか温泉が恋しくなる今日この頃。 そんなわけで、久しぶりにトムラウシ温泉へ行ってきました。 ただ、その前にちょっと寄り道。 チケットを持っていたので「裕蜂の里」にも立ち寄りました。

前回の「イチゴ狩り」を楽しんだのは7月のこと。
今回は「ブルーベリー狩り」を楽しめる季節になっていました。

参考: Leicaと「裕蜂の里」の無農薬イチゴの共通点

無農薬栽培されているブルーベリーの木は規則正しく並列。枝がしなるほどに実った大粒のブルーベリー。 紫色の濃い実を選んで、採っては食べ、採っては食べ。 甘さは強く、ブルーベリーの香りも深い。たまに間違って「薄い色の実」を食べると、それは甘酸っぱく。 けれども、「甘いもの」「酸っぱいもの」をまとめて5,6個口に頬張ると、そのミックスが一番おいしかったりするのです。

そして写真も撮りました。

カメラはいつもどおりPENTAX67。
レンズは75mm。フィルムはモノクロ。
十数枚撮りましたが「開放撮影」が多かったです。

被写体的にも魅力的なブルーベリー農園。 「○○狩り」で楽しいのは美味しいものを摘みたてでお腹いっぱい食べられること。 そう思っていたのですが、日常では入ることのできない場所に入ることができる、そんな楽しさもありました。 農園は誰かの職場なわけでして、その人にとっては見慣れているのかも知れませんが、他人からすれば近くて遠い最後の秘境。 そう考えれば農園を被写体としていいなと感じることにも納得してしまいます。

思えば前職の仕事場も被写体的に良く、何度も写真を撮りたくなりました。 同じように、何の変哲もない誰かの職場も、きっと「良い被写体」なんだろうと。 工場や倉庫、職人さんの作業場はもとより、丸の内のオフィスもきっと秘境なんだと思います。

そこへいくと「原木しいたけ」の生産現場は、良さの分りやすい秘境なのかも知れません。 自然と人工物の混ざり合う機能美の溢れた景色。 森の中に存在する規則正しく並べられた原木を見ていると、そう思います。

そんな景色を誰かと共有することは楽しいのかもと。
最近はそんなことも考えていたりします。

参考: 原木椎茸の撮り方、食べ方、育て方

このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet



カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji | 投稿日: 2017/08/15

「写真」の他の記事

自己紹介


Blog


人気記事

 
次の記事: 構図の「引出し」を増やしたい
前の記事: それでも写真に技術は必要

Photography Index


more...
Copyright C 2007-. 67 PHOTO.All Rights Reserved.