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35mmパトローネの「アイテム感」

フィルム写真

今でこそ中判でしか撮らなくなりましたが、あの頃のメインカメラは35mmフィルム。

36枚撮りのISO100ネガフィルムがお気に入りで、観光地や家の近所で多く撮っていました。 10年以上前のことですが、そのスタンスは今とあまり変わっていません。 そんな35mmフィルムを使っていた時代も、末期にはリバーサルフィルムに移行。 あの頃から青空の写ったリバーサルフィルムが好きでした。

PENTAX67を手に入れてからも初期の頃は、たまに35mmのフィルムカメラを使っていたのですが、それも数年まで。 キヤノンの古いレンジファインダー機もあるのですが、そのときに撮ったフィルムは未だに未現像のまま。 同じカメラなのですが、中判に一度触れてしまうと、35mmには戻れませんでした。

そんな35mmフィルムですが、あのパトローネの存在で生まれる「アイテム感」は好きで、今でも少し羨ましく思います。 ケースに包まれたフィルムカートリッジは手で握れる程の調度いい大きさ。 プラスティックの固さも「アイテム感」を増幅してくれます。 撮り終わった数個のフィルムを袋に入れればゴロゴロと。 そんな撮影済みのパトローネには愛着も湧き、意味もなく並べて眺めていたくなる存在でした。

一方、中判カメラで使うフィルムはブローニー。 それにも「アイテム感」はあるのですが、巻物状で柔らかく、ハードなケースもありません。 扱いも慎重になります。 そのため、ブローニーは「アイテム」としてゴロゴロすることができないのです。

やはり「アイテム」には固さが欲しいです。 思えばフィルムで写真をはじめる前に、なにも分からず買ったデジタルカメラは、キヤノンの「IXY DIGITAL 200」。 それを選んだ理由も、他に比べて固そうだったから。 そして、デジタルメディアが「コンパクトフラッシュ」だったのもその理由のひとつ。 他のメディアよりも、その容姿に「アイテム感」を感じてしまいました。

考えてみれば、ファミコンのカセット、ゲームボーイのカートリッジも同じ理由で好きだったのかも知れません。 容量が多く、製造が容易なことも分かるのですが、CDやDVDの円盤よりも「アイテム」的にはROMカセットが好きでした。 一方、PSのCDメディアには「アイテム感」を感じることは出来ませんでした。せめてMDやMOのようにケースに包まれていれば良いのですが。

そう考えても、やはり35mmフィルムのパトローネは最高の「アイテム」だと思うのです。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji | 投稿日: 2017/07/14

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