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フィルム使いの考えるデジタルカメラの不安なところ

娘はもうすぐ4歳になります。

歳だけをみれば、あれから長い月日も経ったなと、そう思えるのですが、同じ時期に購入した7人乗りのクルマには未だに愛着を持てず、あまり長いこと乗っている実感は無かったりします。 その理由はきっと、その前に乗っていたクルマが良すぎたからだと思います。

MTのスポーツカーは良くも悪くも乗り手次第のクルマ。 たしかにサスペンションは固く、エンジンのレスポンスも良すぎるので、乗り心地は悪いのですが、それでも丁寧に操作すれば、やった分だけ乗り心地は良くなります。 そんな「使い方の難しい道具」のようなクルマは、慣れると愛着も湧くのですが、それを経験してしまうと、楽すぎるATのミニバンには何の愛着も湧かないのです。 そんな愛着はきっと、本来は自分の運転スタイルに持つもので、ただ、それを受け止めてくれる道具にも染み渡るものなのかも知れません。

それは、ぼくがデジタルカメラに抱く不安と重なってしまいます。

デジタルカメラはいいなと、常々思っているのですが、移行するにあたっての一番の不安は、写真の良し悪しではなく、デジタルカメラで撮った写真に愛着を持てるかどうか?だったりします。 仮に、デジタルとフィルムの写真に差が無いとしても、それでも胸に引っ掛かるものは、便利なデジタルカメラで撮った写真に、 フィルム機で撮った写真と同じくらいの愛着を持てるかどうかだったりするのです。

そう思ってしまう理由は、デジタルカメラの一番便利な「撮影可能枚数の増加」にあるかと。 枚数を少なく制限されているフィルムカメラは、自然と写真1枚に対する思い入れは強くなります。 一方、ぼくはデジタルカメラだと、シャッターボタンを押す「躊躇」のようなものが弱くなってしまいます。 とりあえずこれで撮っておこうかと、そんな軽い気持ちで押してしまいます。 そんな撮り方で出来た写真には、やはり愛着を持てなかったりするのです。

芯の強い人や、仕事で撮っている人はそんなこともないと思うのですが、ぼくのスタンスだと、分かっていてもデジタルカメラの恩恵に心が負けてしまいます。

そこがデジタルカメラをメインに使おうとするときの不安だったりするのです。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji | 投稿日: 2017/04/12

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