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「フィルムで撮ってます」という言い分け

苦労をした分だけ良い画が撮れる気がします。

手持ちで撮った写真よりも、わざわざ三脚を立てて撮ったものの方がよく見えることも多いです。 それは苦労した分だけ、精神的な補正がかかっているのか? それとも、比率的に見慣れていない写真のためか? 単にスローシャッターな写真が好きなだけなのか? 理由は分りませんが、そう思うことは多いです。

ただ、遠くへ行ったときに撮った写真も、苦労を伴っているはずなのですが、「それだから良い」と思える写真も特段に多くもないので、 やはり、「見慣れていない」という理由で「良い」と思っているのかも知れません。

そう考えれば、一眼レフの大きなカメラで撮る写真も、全てではないにしろ、 スマホで撮った写真に比べると「見慣れていない」という理由で、良い写真になりやすいのかと思ってしまいます。

きっと、背景をぼかした写真も、圧縮効果の強い写真も、見慣れてしまえばそれだけで「良い」と思えるアドバンテージは無くなるのかと。 モノクロやHDRのように「流行」で終わってしまうと思うのです。

ただ、終わってしまった「流行」も、「表現方法のひとつ」として、それをしっかりと使いこなせる人達の中で生き残ります。 逆にいえば、それが出来ていないと、単に「流行」を引きずっている「古い写真」しか作れないのかと。

ただ、フィルムを使っているぼくもそれですが、「古い写真」を作ることは悪いことではないですし、そんなぼく達がいるからこそ文化が消えないで済んでいるのかも知れません。 ですが、そんな「流行」を、フィルムを「表現方法のひとつ」として使いこなしたい気持ちはあります。 でも、どこかでハンデとして、下手くその言いわけとして、ぼくはそれを使っているのかも知れません。「フィルムだから仕方ない」と。

それでは詰まらないと。

ですので「フィルムで撮ってます」を言いわけには使いたくないと、使わないようにしたいと、そう思うのです。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji | 投稿日: 2017/03/19

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