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撮り方の基本は大切にしておきたい

フィルム写真

道路を走るハイブリッド車は増えて、そのうち電気自動車が珍しくない日も来るのかと。

思えば少し前までは、PCもデスクトップが主流でしたのに、人気はノートPCに流れて、今は「スマホがあるからPCは要らない」と言う人も多くなりました。 家電製品も進化を遂げて、消費電力も大幅にダウン。扇風機にたっては羽の無いものまで現れる始末。 ほんと、技術の進歩はすごいです。

ただ、技術の「コア」は変わっていないものも多く、自動車も動力源がエンジンから電気モーターに変わったものの、駆動系と操作系の基本的なシステムは変わっていません。 摩擦によるブレーキと、動力源の出力をペダルで制御して、ハンドルで前のタイヤに舵角を与えて曲がります。それが今も昔も変わらないクルマなのかと思います。

PCやスマホも、基本的には0と1のデジタル信号を活用して動いていることは変わりません。 冷蔵庫やクーラーなどの家電製品も、冷媒の圧縮と膨張を利用して温度をコントロールすることは変わっていないようです。

そしてカメラも、映像を記録する「もの」がフィルムからデジタルの映像素子に変わったものの、記録するための光量調節方法は昔から変わらず。 光の通る道の「口径」と、フィルムや映像素子に光が当たる「時間」、それらをコントロールすることで光量調節を行っています。 つまり、「絞り」と「シャッタースピード」で露出を決めている、ということ。

それは、ほとんどのカメラで共有している方法なので、その調節方法をマニュアルで行うことが「カメラの使い方」であり、 フィルムやデジタル、スマホやコンパクト、一眼レフやミラーレスなどの機種を問わずに活かせる「写真の撮り方」なのかと思います。 そう考えても、「写真の撮り方」とは結局のところ、露出に関しては「絞り」と「シャッタースピード」の設定方法に帰ってくるのかと思います。

もちろん、表現方法としての「背景をぼかす撮り方」や、「オーバー気味に撮る方法」もありますが、 それも「絞り」と「シャッタースピード」の調節で生まれる副産物であったり、カメラの求める正解から少しの離れた「ミス」の活用ですので、いうならば「不具合の有効活用」や「バグの利用」なのかと思います。

それも「写真の撮り方」だとは思うのですが、それも「絞り」と「シャッタースピード」の設定方法という基本的な「写真の撮り方」の補足程度のものかと。基本を理解していれば、それが「写真の撮り方」とは思えなくなります。 難しいと感じる「写真の撮り方」も、案外、シンプルなものだと思えてしまいます。

ミスを起こしてしまうのが初級者。ミスを回避できるのが中級者。そして、ミスを活用できるのが上級者なのかと。 そう考えても、初級や中級を飛ばして、いきなり上級技を覚えるのは違うと思います。やはり撮り方の基本は「ミスを起こさないこと」に尽きると思います。

基礎は大切。

そんなことも考えて、ぼくは「マニュアル露出」で撮っています。

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カテゴリ: 写真 | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/03/08

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