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「ない」が次の郷土料理をつくる

お雑煮
お雑煮。

実家は関東なので、お正月に帰るとお雑煮は「関東風」。

ですが、親はふたりとも関西出身なので、元旦のお雑煮だけは「関西風」だったりします。 根菜を中心に煮込まれた汁は味噌仕立て。そこに丸餅を追加し、柔らかくなったら食べごろです。

丸餅で「焼餅」ではないことと、味噌味なこと。 それが「関西風」のお雑煮の特徴かと。 ただ、細かくいえば味噌は「白味噌」を使ったり、具となる根菜も種類が決まっていたりするそうです。

そこへいくと我家で作った「関西風」のお雑煮は普通の茶色い味噌仕立て。 理由は、わざわざ白味噌を買うのも面倒で、家にある普通の味噌を使ったから。 それは厳密にいうと「関西風」ではないと思ったりも。

ですが、地方のお雑煮は、関東と関西のふたつに分けれるほど単純ではなく、その土地土地で個性的なお雑煮が存在するらしい。 魚が入ったものや、小豆を入れたもの、しし肉を入れたものなど、地域によって個性豊かなお雑煮があるみたいです。

そして我家のお雑煮は茶色い味噌仕立て。

それは、白味噌がなかったから。 もしかしたら日本各地のお雑煮は、少しづつの「ない」を代変え品で賄った結果生まれたものなのかと。 そう考えれば、我家のお雑煮も郷土料理の出発点にあるのかと。

少しアレンジした料理を変えずに作り続けていく。
それはいつしか郷土料理と呼ばれるものに変わるのかと。
そう考えたら少しわくわくしてしまいます。

今からそんな料理も作ってみたくもなりました。

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カテゴリ: 家ごはん | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/12/16

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