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ジャンク的な「唐揚げの親子丼」に潜む「凛」としたもの

親子丼
親子丼。

「丼もの」は便利もので、日々の家ごはんには欠かせないメニューです。

基本的に「ごはんのすすむもの」をごはんの上に乗せているので、間違いなく美味しい食べ物で、嫌いな人も少なく、こどもにも人気のメニューかと。 作るのも簡単で、失敗も少ない料理。 なにより一品で食卓が完結するので、おかず同士のバランスを考える手間もなく、ほんと、家のごはん係に優しい料理です。

そんな「丼もの」の中でも、我家で人気なのは「親子丼」。

細かく切った鶏モモ肉は食べやすく、甘辛く煮た汁はごはんがすすみ、半熟のタマゴが食欲をそそります。 作るのも簡単で、基本的にはぶっこむだけ。 そして、具材となる鶏モモ肉とタマネギは、我家では食材ストックされているものなので、食べたいと思ったときに買い出しへ行く必要もなかったりします。

家ごはんのレパートリーの中でもパーフェクトと思える「親子丼」なのですが、たまに物足りないと思ってしまうときも。

「親子丼」は上品すぎるのです。 和食の醸し出す「おくゆかしさ」とでもいいますか、料理の「凛」とした部分も、ときにはいらないこともある。 特に「丼もの」は、がっつきたいときに食べたくなるもの。 そんなときは「親子丼」に対しても、少々ジャンキーなものを要求してしまうのです。

例えば、鶏モモ肉を「唐揚げ」にしてから煮込んでみるとか。 タマネギという野菜を排除して栄養素のバランスも崩してみるとか。 そうすることによって、「親子丼」をジャンクフードへ。 デブ丼へと変えてみました。

ちなみに「親子丼」なので、タマゴでとじるところは省かず。
少し濃い目の味付けもデブ丼の特徴。

ただ、注意深く食べていると、ジャンク的な「親子丼」なはずなのに、どこか「凛」としたものも感じてしまいます。 それは、「揚げもの」を煮込んだときに生まれる美味しさ。 唐揚げの衣と醤油のベストマッチ。 鍋の「油揚げ」や、おでんの「さつま揚げ」が作りだす美味しさと同じものが、そこにはあるのかと。

そんな「ジャンク感」と「凛」とした部分が同居する「唐揚げの親子丼」は、「家ごはん」ならではの味なのかと思うのです。

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カテゴリ: 家ごはん | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/12/16

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