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おにぎりの作り方

ぼくは職場に自作のお弁当を持っていく、いわゆる「弁当男子」です。

節約のための手作り弁当でもあるのですが、車通勤をしているとコンビニに寄るのもかったるいので、毎日作っていたりします。 基本的には野菜と肉とごはんのシンプルな弁当なのですが、たまに「おにぎり」弁当なときも。 そんなとき、会社の若い子からは、「○○さん、今日はおにぎりなんですね。」と言われたり。 そして「そんな日もありますよね。」なんて言葉も付足されたり。


■「おにぎり」は手抜き料理ではない

最初はその言葉の意味が分からなかったのですが、どうやら「そんな日」というのは「手抜きをしたい日」という意味だったらしい。 弁当を作るのが面倒なので「おにぎり」にする。 その人の中では「おにぎり」は手抜き料理だったみたいです。

世間一般的にどうかは分かりませんが、ぼく的には全然手抜き料理でもなかったりします。 その日も手抜きをしたかったわけでもなく、単に「おにぎり」を食べたかっただけなんです。

たかが「おにぎり」、されど「おにぎり」。
職場の昼休みにPCでサイトを見ながら何気なく食べていた「おにぎり」。

そんなある日の「おにぎり」の作り方をまとめておきます。


■ごはんを炊く

白米

米は「ヒノヒカリ」。
コシヒカリ系の品種で味もよく、粘りの少ない白米はおにぎりに最適。
水分のある具にも負けません。

これを南部鉄器の鉄鍋で一気に炊き上げます。量は多めの8合。理屈は分かりませんが、大量に炊いた方が美味しいから。 「はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても蓋とるな」は、デンプンを分解して甘味を引き出す炊き方なのですが、 ここは無視して、最初から強火で一気にいきます。蒸らしも芯の残らないギリギリの10分。それは米の甘味より粒感を優先した炊き方です。

参考: 南部鉄器で炊いた「ごはん」はおいしい | 67 PHOTO


そして、鉄鍋の保護のために塗った油も良い仕事をしてくれます。 使うのは、嫁さんが自作のクッキー用に購入した「なたね油」。 お米にビタミンEを添加させると共に、米粒に薄い油のコーティングをもたらすので、米の粒感がより際立ちます。 さらっとした油なのでしつこくもなく、言われないと油を添加したのも分からないレベル。 なにより、ほんのりとプラスされる香りが良いのです。

参考: 国産 なたねサラダ畑 商品詳細 通販、黒ごま油の製造、販売「鹿北製油」


これでコメの1粒1粒がしっかりとしたご飯が炊けます。犠牲となった「米の甘さ」は炊き方ではなく、具で引出していく予定。 手で持っても崩れず、口に入れると一気に崩壊する「おにぎり」。それを作るには、それように炊いたご飯が必要なのです。


■具はツナマヨネーズ

トロシーチキン

「おにぎり」を引き立てる最強の具は「梅干し」だと思うのですが、ここはシーチキンを使います。 ただ、コンビニ等で売られている「おにぎり」の具はおかず的な要因が大きいですが、ぼくの作る「おにぎり」ではそうではありません。 本当に美味しい「おにぎり」は、具は主役にならず、あくまでも「おにぎり」の米の味を引き立てる脇役であるべきだと思います。

きっと、マヨネーズの酸味をプラスしたシーチキンも、充分に米の味を引き立ててくれるはずです。

そこで使うのは「シーチキン・とろ」。 普通のシーチキンより堅さがしっかりしているので、「おにぎり」の具には最適です。 旨みも多いので、少ないマヨネーズ量で満足できます。 マヨネーズ量を多くすると「おかず」的な具になってしまいますが、少量で済むので米の味を引出す具となってくれるのです。

マヨネーズ

マヨネーズは自作するよりキューピー製を選択。 米アマゾンで年間売り上げ1位の実績は半端ありません。 旨みと酸味と油、卵の美味さ、それらのバランスは到底真似もできないのです。


■にぎる

おにぎり

「おにぎり」作成で一番難しいのは「にぎり」。 そこを極めるには長年の修練でしかありません。 ですが、ぼくは休日のお出かけの際によく作っていたので、そこそこの技量はあるつもりです。

握り方はラップで。 素手だとご飯が手に付かないように水でぬらす必要がありますが、その水は「おにぎり」にとっては邪魔な存在。 雑菌対策の面もありますが、「おにぎり」はラップで握った方が断然おいしいです。

鉄鍋で炊けたごはんも、上層部だけ使いたいです。 それは、下に行けば行くほど米の形が崩れているから。 米粒の形が立つほどしっかりしている、上層のご飯だけを使いたいのです。

そして握ります。

理想は「おにぎり」の外表部だけしっかり固めて、内部はふっくら。ですので、空気も一緒に握りこみます。 大きさは6口で食べきるサイズに。 中心に配置する具も、量は増やさずに平たく。どこから食べても適量な具に到達するように入れたいです。


■至高の「おにぎり」

こうして出来た「おにぎり」は冷えても美味しい。
手で持っても崩れないのに、口の中に入れれば全てが崩壊。
そして米粒の1つ1つが踊りだし、噛めば噛むほど旨みが溢れだします。

海苔なんていらない。
濃い味のおかずもいらない。
お米の味だけで幸せになれる。

そんな「おにぎり」は、涙が出そうなくらい美味いのです。


コンビニやデパ地下、専門店にも負けない至高の「おにぎり」。
それを仕事の昼休みにPCをいじりながら、ほうばる。

至極のひと時というわけです。

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カテゴリ: 家ごはん | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/03/24

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