先日、フィルムで写真を撮ってきました。
榾場と牧場と。そこから山の林道を抜けてサホロ台地と。
「無駄打ちをしない」と強く決めていたから、フィルム1本分は撮れなかったけど。
それでも、サロベツ原野で撮ったものと合せて、1本が「撮影済み」となりました。
参考:
【原木しいたけ】自然の流れをコントロールしようとしてはいけない
思えば、久しぶりの「撮影済み」。
ポートフォリオも雪景色で止まっていますし。
半年近くも撮ってなかったみたいです。
ちょっと節約しすぎたかと。
だから、使ったフィルムも、とっくに販売中止となっている220の21枚撮り。
現像してくれるのか、ちょっと心配です。
そんな久しぶりだった67カメラでの撮影はやっぱり楽しく。
つまるところ、あの大画面の光学ファインダーは、覗いているだけでも楽しいと。
最近はGRばかりで撮っていたので、そのことをすっかり忘れていました。
無駄打ちばかりしていたちょっと昔の自分の気持ちも思い出しました。
ただ、ちょっとの不安も。
それは、フィルムで撮りながら、同時にGRでも撮ったから。
同じ被写体はあまり撮らなかったけど、たぶん、明確に「比較」ができてしまいます。
できれば「やっぱりフィルムはいいな」と思いたいから、GRの性能の良さにちょっとの恐れも。
「比べるものではない」と言う人は多くいますし、ぼくもそう思う派。
けれども、それは「世間」の中でのことであって、自分の中では自由に比べていいもの。
自分の中だったら、自分軸で比べて優劣を付けてもいいと。というか、きっと嫌でも比べてしまうと。
そしたら、「やっぱりフィルムはいいな」と思えないかもしれないから、ちょっとの不安を覚えてしまうというわけです。
まあ、そんな不安もあったから、フィルムで撮らない期間が長く続いたのかなと。
フィルムの現像は、もうちょっと「撮影済み」をためてから。
あと2本くらい足したいかなと。
だから、写真の比較はもう少し先。
それまで、そわそわ感が続きそうです。
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