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【原木しいたけ】恵みのあめとは限らない

新得町

先日、仕事をしていたらあめが降ってきました。

さいしょはぱらぱらと。そしたら遠くの方でごろごろと雷が鳴りだし、しばらくするとざーっと豪雨。 北海道に梅雨はないのですが、それでも6月の中旬はあめが降ることも多く、それは蝦夷梅雨で、まとまったあめになることも多いです。

この日のあめは、しとしと降るタイプではなく、夕立のようなもの。 ですので、しばらくすると豪雨も終わります。ただ、あめは完全にあがることなく、小雨と豪雨の行ったり来たり。 そんなわけで、小雨のときに屋外の仕事を終わらそうと、カッパも着ずに、あめにうたれてきました。

そしたら予想よりも手こずってしまい、予想よりも濡れて、予定していた仕終が終わってみたら全身ずぶ濡れ...

あめはずっと小雨だったのですが、すこし舐めていました。
次からはちょっとのあめでもカッパを着ようと思います。

そんなあめも農家にとっては「恵みのあめ」なのかもしれませんが、この日のあめは、しいたけ栽培的にも歓迎できるものではありませんでした。

6月ごろになると、春に原木へ打ち込んだ菌も成長し、保湿のために被せていたシートもいらなくなります。 さらに菌を成長させるために、風通しよく原木を組んでいくのですが、同時に、原木の中の水を抜くために「散水」も行います。

参考: 【しいたけ】原木の中の水を抜くために水を掛ける

「散水」と「乾燥」を繰返して原木の中の水を抜いていきたいのですが、 あめが長く降ってしまうと原木は「乾燥」されず、いつまで経っても原木の中の水は抜けない...

「散水」はスプリンクラーで賄えるけれども、森の中だと「乾燥」はコントロールできず。 ですので、環境的には「乾燥」している方がよく、あめも降らない方がよかったりもするのです。

手間を掛けない栽培方法なら、「乾燥した環境」は避けたいところですが、手間を掛けて最適な環境をその都度コントロールするのであれば、 下地として「乾燥」した環境の方がいいのかもしれません。

そう考えれば、梅雨が無く、それでいて低湿度日が多い十勝は、「原木しいたけ」の栽培に適した場所と言えると。

近い将来、それを証明してみたいです。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji  | 投稿日: 2018/06/09

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