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【原木しいたけ】「天地返し」で活発化する微生物

新得町

マンネリ化は誰にでも起きること。

さいしょは刺激的に思えたことでも、時間が経つにつれてその感覚は消えてしまい、いつしか億劫な気持ちも生まれてしまいます。 「あの頃の熱い想いをもう一度」と、そう思っていろいろと新しい刺激を試してみても、たいていは上手くはいかず、むしろ億劫な気持ちは強くなってしまいがち。 自分や個人、組織のコントロールは、ほんと難しいと思います。

失敗する原因は、「あの頃の熱い想いをもう一度」を目的にしてしまうから。

他に目的があるのなら、マンネリ化してしまうことを受け入れて、それでも上手くまわる仕組みをつくればいいのですが、 そうではなく、自分や個人、組織の活性化を目的とするならば、「あの頃の熱い想いをもう一度」は諦めて、「新しい熱い想い」を探す方がいい。

そのときに大切となるのは、「方向性は決めない」こと。 やっぱり、自分や個人、組織のコントロールは難しいから、「自分の想う理想の活発化した姿」へ誘導することは諦め、ただただ「動き」を促すだけの刺激を試みることが大切。 すると、こちらが意図しない方向へ活性化するのですが、その方向が悪いものでない限り、許容することも大切。 こちらの想う理想と外れても、手出しをしてはいけない。そこはぐっと我慢する。きっと、まわりまわっていい方向へ向かうから。

そんな前職時代に考えていたことを、「天地返し」をしている最中に、ふと思い出しました。

「天地返し」とは、森に伏せてある原木を、ひっくり返す作業です。 文字通り、天と地を反転させます。そんな刺激で動きの鈍くなった「しいたけ菌」を活発化させ、原木の腐朽を促します。

放っておくと動きの鈍くなる「しいたけ菌」。およそ45日前後で不活発になると言われています。 そのため、定期的に「天地返し」が必要となるわけです。

人の社会と共通点の多い微生物の生態ですが、違うところと言えば、ひとつひとつに「個性がない」ことと「単純」なこと。 刺激を与えれば、こちらの求める活発化をみせてくれる。 ですので、こちらも難しいことは考えずに、よりよい環境づくりに没頭できる。

ほんと、原木しいたけの栽培はたのしいです。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji  | 投稿日: 2018/05/30

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