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ブランド品は自分にとって特別なものであってほしい

カウンター

にー、しー、ろー、やー、とー、と。

ふたつとばしの数え方は響きもよく、ついつい声に出してしまいます。 じゅうに、じゅうよん、じゅうろく...、と、ふたけたになるとリズムは少し悪くなり、スピードも若干遅めに。 にーにー、にーよん、にーろく..、と、またスピードは上がるのですが、ぼくが慣れていないせいか、気を抜くと、とっ散らかってしまいます。 ですので、そこは慎重に、集中し、スピードも上げすぎないように...。

やっぱり、ひとけたを数えてるときが一番好きだなと思うわけです。

原木を扱う生業なので、その本数を数えることも多く、にー、しー、ろー、と口にすることもしばしば。 切り口にチョークで印をつけながら、1,000を超えることも珍しくなく、数え方も工夫しないと、時間はかかりますし、途中で分からなくなってもしまいます。 本数を数えることは、少しだけ他よりも緊張感を高めてから挑む作業だったりするのです。

その入口にある、にー、しー、ろー。

もしかしたら、そのフレーズを口にすることが、気持ちの切り替えのトリガーになっているのかもしれません。

ただ、それでも失敗はするもので、やっぱり工夫は必要と。 そんなわけで、カウンターを使ってみました。日本野鳥の会の方々が鳥の数を数えるときに使うあれです。 結果から言うと、とても簡単に数えることができました。

仕事で必須のアイテムとなったカウンター。

100円均一のお店で買ったものなので経費も少なく済み、費用対効果もばつぐんにいい。 壊れてもすぐに買い直せますし。ただ、そんな気持ちを持っているためか、少々雑に使ってしまいがち。 そこらへんにポンっと置いてしまうので、原木の数を数えるときも、カウンターを探すことからはじまったことも数回。 あまり良くないなと思ってしまいます。

とはいっても、やすっぽいカウンター。

愛着を持って使えば扱い方も変わると思うのですが、どうしてもそうならず。 いっそうのこと、少々値段の張るものに買換えようかとも考えたのですが、そんな金銭的な余裕もなく。 とりあえず、4歳の娘の持っていたハートマークのシールを張ってみました。

すると、少しだけ大切な道具と思えたカウンター。

愛着も少し増えました。扱い方も変えられそうです。 100円均一のカウンターも、シールを張るだけで、少しだけ「自分にとっての特別なもの」になったようです。

それは、ブランド品に求めているものと同じなのかと。

つまるところ、ぼくらがブランドに求めているのは品質だけではなく、そこに「自分にとっての特別なもの」という気持ちが生まれること。 そう考えれば、最近の、作り手のこだわりやバックスートリーといった品質とは直接関係のないものも、ブランドを支える大切な要素なのかと。

まあ、なんにせよ、100円均一のカウンターは大切にできそうなので、よかったと。

しいて欠点を言えば、にー、しー、ろー、と、つぶやく必要がなくなったことくらいです。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji  | 投稿日: 2018/04/26

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