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植菌は「楽しい」らしい

榾木

「地域おこし協力隊」の任期も3年目に突入。

そんなわけで、自身の起業準備も仕事に入れてもらっているのですが、早朝や土日も動いているわけで、それを出勤簿に反映させると完全にブラックな働き方に見えるわけで。 ですので、勤務時間外のことは基本的に出勤簿へは載せないのですが、その行為もブラックに見えてしまうのかと。

まあ、完全にひとりで動いているわけですし、誰かに強制されてるわけでもないですし、自分に強制されてるわけでもないですし。 そう考えると、いい仕事に就いたなと思うわけです。

ただ、予定よりも作業ペースが上がらず、そこにちょっとの不安を感じるのは事実。 少しだけ自分に強制されている部分もあるのかと。 そんなことを考えてしまうので、土日の作業は、遊びの要素を強めに出していたりも。

行っている作業は、原木に「しいたけ菌」を植え付ける「植菌」なのですが、先日の土曜日は、こども達にも手伝ってもらいました。

手伝ってもらったというか、遊ばせたというか、邪魔されたといいますか。 去年も少し手伝ってもらったのですが、こども達の中では「楽しかった」という記憶があるようで。 先日も、「手伝う?」と聞くと、「やりたい!」という返事が間髪入れずに返ってくるわけです。

原木にドリルで穴を開けるのはぼくの仕事。
こども達はその穴に菌種を手で詰めていきます。
一心不乱に。

たしかに「植菌」は楽しいのですが、それはコツコツと進めた作業の達成感だったリ、それが目に見える景色として現れたり、それが「良いしいたけ」の生産に繋がっていたり。 つまるところ、「主」でないと分からない楽しさの部分が大きいと。

そう思っていたのですが、こども達は、単に「穴に詰める」という行為が楽しかったみたいです。

榾場

考えてみれば、幼い子供のおもちゃは、型にはめたりするものが多いです。

きっと植菌の「穴に詰める」という行為も、こどもの脳の同じ部分を刺激しているのかと。 そう考えれば、一心不乱に植菌する姿も腑に落ちます。

他にも、細い原木を運んでくれたり、おがくずを集めてくれたり、木っ端を整理してくれたり、手伝ってくれたような、遊んでくれたような。 結果として、助かった部分もありました。

その後はまたひとりで植菌を進めたのですが、どこかで「楽しいのかな?」と思いながら。 きっと、ぼくも最初の頃は「穴に詰める」ということだけで楽しさを感じていたはず。 でも、数をこなしていくうちに、そんな楽しさも忘れてしまったのかと。

それはちょっと寂しいなと。

そう思ったので、一度気持ちをリセットしてから穴に詰めてみたのですが、ちょっとだけ「楽しい」と感じれた気がしました。 でも、「楽しいと感じたい」と思っていたから、そう感じただけかと。いや、そんなことはないかと。 こんなところでも、心は行ったり来たり。

とりあえず、予定していたペースよりも遅いですが、ちょっとづつでも進んでいく植菌は楽しく、作業場へ向かう足取りも軽い。

ですので、穴に詰めることが楽しいかどうかは、つまるところ、どうでもよかったりもするのです。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji  | 投稿日: 2018/04/17

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