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【原木しいたけ】植菌後の雨に振りまわされる

榾場

先日、植菌をはじめました。

全国的には冬にはじめる植菌も、ここ新得町では春の雪解けを待ってからはじまります。 空に白鳥が飛ぶころ、森にキツツキの音が響くころ、大地に雪解け水が染み込むころ、原木に穴を開けて、そこに打ち込むのは「しいたけ菌」。 植菌の終えた原木は森に安置。そこで「しいたけ菌」のまん延を待つのです。

この時期の新得町は、日中は暖かいものの朝晩の冷え込みは厳しい。

気温で言えばマイナスになることも珍しくなく、雪解けで出来たみずたまりも薄氷します。 それでも原木に打ち込まれた「しいたけ菌」は死んでしまうこともなく、成長できる暖かさを待っていたりも。

「しいたけ菌」が原木の中にまん延していくときの最適温度は17℃。

原木から栄養分を摂ったり、きのこの発生準備をしたり、そんな「しいたけ菌」の営みが活発となる温度帯と比べると、まん延するときの最適温度は少々低め。 それでも、新得町の4月の外気では低すぎるので、そこは保温シートで包んであげるのです。

それは暖かさの確保のためであると同時に、湿度を保つためにも大切なこと。

原木の内部に「しいたけ菌」がまん延した後も、乾燥には注意が必要なのですが、植菌した後の1ヶ月くらいは、乾燥を防ぐ以上の高い湿度を保つことが必要。

ですので、晴れの日はシートで覆い、雨が降ったらシートを外して雨水に晒す。 そんな作業が必要となるのです。

原木しいたけ

ただ、そんなに都合よく降ってくれないのが雨。

基本的には晴天で、1週間に一回の長時間降雨。 それが理想なのですが、実際は雪が降ったり、雨の日が続いたり、曇りの日が多かったり。 ですので、暖かさは諦めるしかないものの、湿度の確保のため、雨の代わりに井戸水を原木に掛けてあげたりします。

つまり、植菌した原木は1時間ほど水を掛けてからシートで覆う、ということ。 先日も、その工程で作業を進めようとしていたのですが、どうも散水用のスプリンクラーの調子が不調。

使うために四苦八苦。
降り出した雨に邪魔されながらも修理。

椎茸

でも、直すのに時間がかかることと、雨で体が濡れてしまったこと、そのため、その日の修理は諦めました。

そこで気付いたことは、雨が降っているのでスプリンクラーは必要なくなったこと。
作業を中断させた雨は、恵みの雨でした。

案外、都合よく降ってくれる雨。

いまのところ、お天道様は味方のようです。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji  | 投稿日: 2018/04/13

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