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「いけてるサイト」ではなく「小さなサイト」を選んだ理由

新得町

デジタルカメラを手に入れて3ヶ月以上が経ちましたが、期待していた以上の便利さで少々困惑しています。

何に苦労していたのだろうと、そう思えるくらいに、フィルムでは大変だったこともデジタルでは簡単に。 「利便性」と、言葉にしてしまえばそれだけなのですが、ずっとフィルム機を使っていた身とすれば、そんな言葉だけでは言い表せられない違いがあったと。 なんだか写真の撮り方も分からなくなってしまいました。

自分の「好きなこと」や「やりたいこと」は口に出して言った方がいいと、SNSでもブログでも書きだした方がいいと、紙に書いて壁に張った方がいいと。 そんな話はよく聞くのですが、あれは一種の自己暗示で、仮に嘘であっても、そうすれば自身も真実と思ってしまう。 つまり、好きでもないことでも「好き」と言い続ければ好きになる。要は、自分に対する「呪い」のような一面もあるかと思うのです。

ただ、「そういうこともある」と知っていれば、それも自分を疑うひとつの視点にもなるので、セルフコントロールの幅は広がります。 それを踏まえても、フィルム機を嫌いになったわけでもなく、単に道具として使いこなせていない事実を知ってしまっただけなのかと。

それなら、割切って、「楽しいおもちゃ」としてフィルム機を使ってもいいけれど、それだと少し寂しですし、なにより詰まらなそう。 ですので、そこは変に割切らず、デジタルの「利便性」に負けないような写真をフィルム機で撮れるように練習しようかなと。

そう思ったらフィルム機を使いたくなったのですが、それも一種の自分に対する「呪い」かと。 そこを考えると無限環状に陥るので、少々困惑しているというわけです。

まあ、これからも上を目指してフィルム機を使いたいと、そう思う心も自身の中になるのは間違いないみたいなので、 これからもフィルム代との格闘が変わらずに続きそうです。

新得町

つまるところ、デジタルよりもアナログ、オートよりマニュアル、効率化されたものより手作りのもの、 そんなものが好きな理由は全て同じで、「メジャーなものにマイナーで近づこうとする」のが楽しいと思える根本なのかなと。 写真はもとより、クルマもそう。しいたけ栽培も「菌床」よりも「原木」の方に興味がいった理由もそれかと。

考えてみればこのサイトもそうで。個人でブログを運営するならば「Ameba」や「はてな」のサービスを使ったり「WordPress」を導入するのが一般的だと思うのですが、 このサイト(ブログ)は、HTMLとCSS、それと少しのJavaScriptでのみ構築されてたりします。 ですので、更新ひとつとっても、全てが手作業なので面倒な作業も多いのですが、その分、達成感や育成感は高かったり、なにより楽しかったりするのです。

ただ、それは趣味の領域だから言えること。 仕事にすれば効率化しなくてはならない箇所も増えるので、そんなことは言ってられないと。 そう思っても、経営する農園のサイトは自作しようと思っていたのですが、他の「いけてる農園サイト」を見ると、やっぱしプロにお願いした方がいいかと思ってしまいます。

新得町

そんなわけで、サイトの制作は放置状態が続いているのですが、やっぱり自作の方がいいのかなと思い返したりも。

作る農産物(特用林産物)は手作りで、施設や道具も必要最低限のものしか使っているのに、それを紹介しているサイトはプロの作った立派なもの。 そのギャップは「嘘」になるかと。小さな農園は、大企業が持つような「いけてるサイト」を持ってはいけないと思ってしまいます。

ですので、「いけてるサイト」ではなく、かといって「ださいサイト」でもない、テキストと写真のみのシンプルなサイトを。 実際の農園の雰囲気が伝わるような「小さなサイト」を作ってみようと。

こっちの方が難しいのかもしれませんが、しばらく考えてみたいと思います。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji  | 投稿日: 2018/03/23

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