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雪原の泳ぎ方

新得町

横断歩道は白いところを踏んで渡りたい人です。

小さい頃は横断歩道に限らず、道に模様があると、それを踏み渡ってました。 そんな欲求も大人になれば消えると思っていたのですが、案外残っているもので、人目のあるところでは我慢するものの、 誰もいないところでは、あいかわらずそんな歩き方をしてしまいます。

というのも、冬の新得町では雪の上を歩くことも多いので、誰かの足跡を辿りながら歩くことも多く、どこを踏もうかと考えてしまいます。 足跡の上を歩こうか、それとも新しい足跡を残そうか、そんなことで迷ってしまうというわけです。

積雪の少ないところでは、左右交互に残っている足跡に併せて、左足跡の右に右足跡を残したくなります。もちろん、右足跡の左には左足跡を。 振り返れば両足が並んだ足跡が残るわけです。

少し積雪の多いところでは、左足跡と右足跡の間を繋げるように踏んでいきたくなります。 つまり、1本の溝を作るように歩くということ。振り返れば、直線ではないものの、規則性を持った1本の曲線が出来てるわけです。 これは、後から来る人にとっては歩きやすいかと、そう思って歩いている節もあったりします。

ただ、膝上まで積もっている場所では足跡もくっきり残らず、そんな歩き方も忘れてしまいます。 それでも、後から歩いてくる人は、きっとぼくの足跡を辿るだろうと、そう思うので、たまに歩幅をありえないくらいに開けてみたり。

どちらにしろ、足跡の残る雪の上を歩くことは楽しかったりするのです。

あしあと

そして先日、まとまった量の積雪がありました。

降雪中でも道路や駐車場は頻繁に除雪してくれたので、総積雪量は分からなかったものの、場所によっては1mくらいの積雪はあったかと。 クルマの上に積もった雪はリーゼントヘアのようになってました。

そして、吹き溜まったところはそれ以上の積雪に。 仕事で除雪したいところがあったのですが、そこへ続く場所では肩まで埋まるほどの積雪量がありました。

そんなところを進むためには、かんじきやスノーシューが必要なのですが、割と距離は短かったので、スコップ1本で往復することに。 上半身は両手に持ったスコップで、下半身は足を平泳ぎするように足をたたんで浮力を稼ぎます。 ただ、雪面が山になっているところは、それでも進めないで、そこはもう転がるしかないと。

そんな感じで除雪は無事に終わったのですが、体はへとへと。 途中で動けなくなる可能性もあるので、ひとりのときにはやってはいけない方法だなと、すこし勉強になりました。

そして振り返れば、足跡ではなく、もがいた跡が。
それはあまり美しくなく、ちょっと寂しい。

とりあえず、かんじきの購入も検討してみます。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji  | 投稿日: 2018/03/04

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