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「旅」と「定住」は対極ではないと思う

新得町

先日、東京でも大雪となりました。

積雪量は20cmを超えたとか。関東に住んでいたときから5cmの積雪で「大雪」と呼ぶことに違和感を感じていたのですが、先日の雪は本当に大雪だったみたいです。 そのためか、SNSのタイムラインに流れてくる雪の写真も、例年のものと少し違う「大雪」のものでした。

「雪」ではなく「雪景色」な写真がいっぱい。

真っ白になった道路。厚く積もった屋根の雪。大きく白い雪ダルマ。 いつもだったら「降雪記念」的な写真が溢れるところ、本当に雪国と化した東京の写真が多く流れていました。 ちょっと羨ましいです。

というのも、雪国の雪景色と、東京の雪景色は別ものと思うので。 もちろん、「どちらの方が良いか」ということでもなく、どちらも良いと思うのですが、だからこそ普段は見られない東京の雪景色はいいなと思うのです。

坂

それなら、規模は違えど、同じく都会の「札幌の街」の雪景色を見に行けばいいとも思うのですが、そうではなく。 いいなと思ったのは、都会の雪景色ではなく、東京の雪景色でした。

何が違うかを明確に答えられないですが、都市には個性があると思ってます。 空気感といいますか、癖のような個性が都市にはあると。

ですので、同じビル街でも、札幌と東京の雪景色は別ものだと思うのです。

雪

東京に大雪をもたらした低気圧は、翌日には北海道の十勝地方にも雪を積もらせました。

積雪量は目視で20cmほど。 東京と一緒。違ったのは変えた景色。 ここに高層ビルは無く、代わりにあるのは防風林。 まだまだ2年目の「とかち暮らし」ですが、その景色も見慣れました。 いや、きっとここに住んでいなくても、それは知っている景色だったと思います。

いわゆる「冬の北海道」的な景色。 広い銀世界を区分けするような防風林と直線道路。 そんな写真を見かけることは多いので、そこに住まなくても、そこへ行かなくても、なんとなく知っているものだと思うのです。

一方で、東京の大雪の景色は、あまり見たことがありません。 今回の大雪も、できれば写真ではなく肉眼でも見たかった。その意味で、見れた人のことを羨ましいと思ったわけです。

雪

と思いつつも、まだまだ2年目の「とかち暮らし」。

きっと、知らない新得町の景色は、まだまだあると思ってます。 現に、去年とは違った景色が今年は広がっていますし。 昨日と今日の景色は違いますし。きっと明日の景色も違って見えることだと思いますし。 たしかに見慣れた景色なのですが、見方を少し深堀りすれば、違って見えたりするのです。

思えば、新しい景色を求めて旅をするように短期転勤を繰返しましたが、定住地を決めた今でも、その流れは続いているのかと。 そのスタイルはがらっと変えたはずなのに。大切なことは「ものの見方」。そう考えれば、「旅」と「定住」は対極のことではないのかもしれません。

これからも新しい景色に出会い続けるのだろうと。
まだまだ旅は終わらないみたいです。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji  | 投稿日: 2018/01/25

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