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雪国のクルマ事情は「人による」

新得町

先日、また雨が降りました。

その日は成人式の次の日。1月の中旬は最低気温の底なのに雨。気温はもちろんプラス。 雪だと外を歩いていても、体はたいして濡れないのですが、雨だとすぐにずぶ濡れ。

北海道では雪の日に傘をさす文化がないのですっかり忘れていましたが、雨の日は傘をささないといけいないみたいです。

クルマに乗っても雨はやっかい。 強く降っていたのでワイパーは休みなし。視界も少し悪くなります。 それで路面の雪も溶かし流れると思ったのですが、そこは上手くいかず。 水を含んだ根雪はシャーベット状となり浮き上がり。轍もできる。ときおりハンドルをとられることも。 走行抵抗も大きく、普段よりアクセルの踏み込み量も若干大きく。きっと燃費も悪くなってます。

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そんなこともあるから、やっぱし北海道では4駆のクルマが必要なんだと思います。

1月の雨は異常かもしれませんが、晩秋と春先には同じような路面状況になることも多いので。 案外、マイナス二桁な気温になってしまえば、雪や氷の上でも滑りづらくなるのですが、中途半端に寒いときの方が事故は起こりやすいみたいですし。 その時期に2駆のクルマだと、ちょっとした、ほんとにちょっとした上り坂でも、発進できなかったりするのです。

4駆が有利なのは発進のときだけで、走り出してしまえば2駆と一緒と、そんな話も聞くのですが、厳密に言うと、それも違うと思います。 走行中の加速時の、アクセルを踏込むときの安定感は、やっぱり2駆よりも4駆の方が上。 カーブの立ちあがりも、4駆の方がストレスは少ないです。

スピードを抑えていてもアクセルを踏込み過ぎれば、FF車は前輪が空転して曲がらず、FR車は後輪が空転して曲がりすぎてしまいます。 「アクセルを踏込み過ぎ」と言っても、それは乾いた路面のときよりも弱いもの。ですので微妙なアクセル量が求められるので、ほんとストレスは溜まります。

とは言っても、今のクルマは「横滑り防止装置」が付いているものも多いので、実際にはそこまで気を使う必要もないのですが、 その装置が作動すると、クルマはかなり減速してしまうので、やっぱりストレスは感じてしまうかと。

なにより、都会ではめったに作動しない「横滑り防止装置」ですが、雪の降る地域ですと割と頻繁に作動するので、慣れるまではやっぱりストレスも感じてしまいます。

日高山脈

つまるところ、路面にやさしいクルマが4駆車。

例えば、100のパワーを使って走るとき、2駆のクルマの駆動輪が路面に伝えるパワーは50です。 一方、4駆のクルマの駆動輪が路面に伝えるパワーは25。 つまり、半分のパワーで路面を蹴飛ばしてることに。

そして、路面でタイヤが滑るということはパワーをかけ過ぎているということ。 それはエンジンの駆動力だったり、ブレーキの制動力だったり、遠心力だったリ。 そう考えれば、路面にやさしい運転を心がければ滑らない。発進時だけではなく走行中も、4駆のクルマの方が滑らないと思うのです。

ちなみに、田舎では「芝生」の上を走行することもあるのですが、そのとき、4駆に切り替えられる車は切り替えて「芝生」をいたわるそうです。

道

そんなわけで、ぼくの場合ですが、雪道を走るときは「軽トラ」の方が4駆車なので快適だったりします。

そして、Webでは「北海道だと4駆車は必須ですか?」との質問もよく見かけるのですが、その答えに「2駆車で問題ありません」との答えもよく見かけます。 結局、そこら辺の答えも「人による」ものが大きいと。運転者の気持ち次第だと。

たしかに、2駆車だと不便は感じるのですが、クルマとして使えないレベルではないわけで。 それも「人による」ものが大きいと思うのですが、考えてみれば他の不便も多いわけで。 極論、運転が苦手な人は、2駆でも4駆でも雪道の運転は嫌になると思います。

きっと運転したくなくなると。
運転できなくなると。

道路

前に地元の人とお話をしたのですが、「雪道だと、みんなカウンター当てながら運転してるよね」という結論に辿りついたことも。

スタッドレスタイヤは「滑らない」のではなく「滑りにくい」というタイヤ。どんなに高性能で新品なスタッドレスタイヤでも、少なからず滑ります。 カーブや交差点を曲がるとき、どんなにスピードを抑えても、滑るときは滑ります。

そんなとき、たいていの人は、前輪が滑ればグリップの回復を待ち、後輪が滑ればカウンターを当てていると。 ほんとに微量の「待ち」や「カウンター」なので、外から見ていると気が付きませんが、たしかに行っていると。 かといって、それを意識して行っているわけではなく、無意識に行っていると、そう思えます。

ただ、それも雪道に慣れている人だからできること。 だから、地元の人の「雪道も慣れれば心配ないよ」の声を鵜呑みにすることも危険と思ってしまいます。

凍結路

雪道を走るにはタイヤのグリップを回復させる技が必要。

そこまでは言いませんが、有った方がいいのは事実。 でも、それをいったら、MT車の方が強いですし、滑らせる技術もあったほうがいいですし。

やっぱし、雪国のクルマ事情は「人による」が正解だと思います。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji  | 投稿日: 2018/01/10

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