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JICAの研修で学んだこと

新得町

先日、JICAの研修が新得町で行われました。

目的は、行政と民間の協力で行われている産業の視察、および森林資源の有効活用の実際。 行政が植林したミズナラを、民間が原木椎茸の栽培に利用している事例を視察されたわけです。

参加された方は、海外の役人や研究者がおよそ20名。 視察した場所は、町有林、生産現場、選果場。 それぞれの場所で、通訳の方を通しての質問は多く、予定時間をオーバーする程の盛況となりました。 ぼくも受け入れ側の人間として動いていたのですが、その質問内容はとても勉強になるものばかり。 こちらとしても良い研修になりました。

この研修会は、去年は台風被害の影響で中止されたものの、毎年行われているもので、2回目の参加となった方もいました。 その方は前回の研修で学んだことをすでに祖国で実践されており、原木ではなく菌床なもののキノコの栽培をはじめたそうです。 森林資源の有効活用で現地の雇用を生み出すことに成功したと、嬉しそうに報告していました。

研修に参加された海外の方からすると、新得町の原木椎茸の生産者は「目標」に値するのだろうなと。 同時に、海外で地域振興を考える上では、とても参考になる事例なんだと、そう感じました。 ただ実際は、町の原木椎茸生産者は減少し、産業として衰退しているのが現状。 日本の地方における一次産業の発展がどれだけ難しいか、そのことを再確認できました。

きっと既存の枠組みで動いていてはダメなんだと。
他の地域で成功している事例をそのまま真似してもダメなんだと。
かといって、セオリーを無視した奇抜すぎる案もダメだと。

ただ、そんなダメなことは思いつきやすいのですが、それだと「何をすればいいか?」は思い浮かばず。 結局、一から考え直し。 それで行きついた結果は、「シンプルに良いものを提供する」ということ。

それが一番の基本で忘れてはいけないことなのかと。
ついつい方法論を考えてしまいますが、それも良いものを提供できてのこと。
一周まわってそこへ帰ってきました。

ほんと新規就農は難しいです。

参考: 原木椎茸の撮り方、食べ方、育て方


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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/11/16

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