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田舎と季節とヒグマの香り

田舎の「香り」と聞いて、思いつくのは「堆肥」のそれ。

神奈川県の実家も田畑が広がる場所なので、季節になると風と共に「堆肥」の香りが流れてきます。 臭いのですが、鼻を覆いたくなるわけでもなく、そういうものとして認識していました。

そして、北海道の新得町でも季節になると「堆肥」の香りは漂っています。 畑が多いこともあるのですが、酪農が盛んなこともあり、牧草地にも大量の「堆肥」が撒かれます。 ただ、やっぱり鼻を覆いたくなるわけでもなく、そういうものと。 むしろ、季節を感じる風物として、その「香り」に気付くとほっこりとした気分にもなり、 良くも悪くも「田舎だな」と思うのです。

考えてみれば、それで季節を感じられるほど、田舎には「香り」が多く、夏は「堆肥」の他にも刈り取られた牧草のそれと、冬は灯油や薪の燃えた香り。 その代わり、都会的な「クルマの排気ガス」と「混ざり合った隣の晩ごはん」的な香りは少ないと思います。

それが新鮮で、新得町に移住してからは、漂う「香り」にも少し敏感になったのですが、未だに「ヒグマ」の匂いは嗅いだことがありません。 仕事柄、山に入ることもあるのですが、そのとき、「ヒグマ」の存在を一番に察することができるのは「臭い」なんだとか。 聞けばその匂いとは人間の「ワキガ」を10倍強くした感じらしいです。

ヒグマはエゾシカや他の動物と違って、人が近くに来てもじっとしているらしいです。 動けば笹の擦れる音でその存在にも気付くことができるのですが、それを期待できないので「鼻」にたよることに。 そのため、防衛策のひとつとして「ヒグマ」の臭いを経験しておきたいなと思わけです。

そして先日、割と街に近いところで「ヒグマ」の目撃がありました。

新得町

場所は新得高校の近く。

この季節は、親離れしたての若いヒグマが街の近くまで山から下りてくることが多いそうです。 遭遇しても直ちに襲われるということもないのですが、できればヒグマよりも先に、こちらがその存在に気が付きたいと。

ですので、早めに「ヒグマ」の臭いは経験しておきたいと思うわけです。

参考: 新得町の知りたい基礎情報まとめ

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/07/15

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