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6次産業の成功よりも純粋な生産者に憧れる

真冬の農業は難しいです。

気温が低い中での栽培となるので、当たり前といえば当たり前なのですが、日中も氷点下となる北海道でのそれは、本当に難しい。 それは原木でのしいたけ栽培も同じで、相当の技術といいますか、工夫が必要となってきます。

要はハウス内の温度と湿度の管理に尽きるのですが、こっちを立てればあっちは立たず、そんな相反することを両立させたり、ときにはどちらか一方を犠牲にしたり。 そして、効率を求めつつ、自分に合った作業動線を構築していく。 ですので、同じ原木栽培のしいたけ農家でも、その作業の大筋は同じものの、細かく見れば、皆違った方法で栽培していたりします。

そしてぼくの仕事といえば、そんな方法の違う各農家さんを周り、覚えながら手伝うこと。 そんな作業中に思うことは、「自分だったらこうする」というもの。 それは決して「その方法が間違っている」と思うことではなく、単に自分に合う方法を模索する過程で生まれた考え。 そんな頭の中でシミュレーションしつつ自分に合った作業動線を考えることが、すごく楽しかったりするのです。

思えば前職も同じことをしていました。 お客さんの要望に応えつつ、頭の中では自分なりの方法を構築する。 ただ、そんな「自分なりの理想の方法」を実際に構築できたのは、19年勤め上げた中でも、2回ほど。 構築した後も、ずっと関われることはなく、また直ぐに別な場所へ行かなければなりません。

それはもう、つまらなかったです。

でも、今は違います。
自分の理想を構築できるときは必ず来ます。
その後も、ずっと関わることもできます。

考えてみれば、農家のそういうところに憧れていたのかも知れません。 ぼくは地域おこし協力隊ですし、今のご時勢、販路の開拓や6次産業的なことも考えなくてはなりません。 ですが、正直に言うと純粋な「生産者」になりたかったりします。

まあ、そこら辺も工夫して、自分がギリギリできる範囲で進められるように考えていくつもり。 なんにせよ考えることが多い新規就農。 ただ、それが楽しくて、やっぱり前職は辞めてよかったと。

まだまだ自分の将来は楽しみです。

参考: 原木椎茸の撮り方、食べ方、育て方

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji  | 投稿日: 2017/02/17

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