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その土地のものだけで作る料理がおもしろい

気が付けば、食卓にのぼる料理たちのほとんどが北海道産の食材。

新得に移住して間もない頃は、意図的にそんな料理を作って楽しんでいたのですが、 ふと気が付くと、そんなことは意識しなくとも、結果的に北海道産の食材で作った料理が食卓に溢れていました。 野菜炒めはもちろんのこと、鶏の唐揚げ、豚の生姜焼きなど、何気ない普段の料理も北海道産の食材だったのです。

そのためでしょうか、ぼくの中での「北海道ブランド」はインフレを起こしています。 それでも、その土地のものに限定して料理を作ることは楽しいので、最近では、「北海道」の縛りではなく、「新得」のものに限定して作ってたりしています。

思えば、その楽しさは、初めての移住先であった山梨で覚えたものでした。

道の駅などの野菜の直売所、街の肉屋や魚屋、自採りしたキノコや山菜など、それらを個別に味わうのではなく、合わせてひとつの料理として成立させる。 料理を作ることや味わうことも楽しさの内なのですが、なにより、食材調達から調理方法を考えるその工程が楽しいと思うのです。

例えば仙台のある宮城県。直売所で売っていたのは地物の「キタアカリ」。そこに合わせるのは仙台名物の「油麩」。 そして、調味料は近所のお店で売っていた「宮内庁御用達」の生醤油。日本酒は「一ノ蔵」。 それらで作った「麩じゃが」は、味以上に満足できたと記憶しています。 調味料から全てを「地物」で賄うことは難しいですが、可能な限り努力することも楽しさの一部だと思うのです。

そして、ひとつやふたつの食材ではなく、多くの「地産食材」をひとつの料理に集約させる方法を考えるのも楽しさのひとつ。

それに気づいたのは新得に移住してからだと思います。 蕎麦、チーズ、地鶏、そして椎茸。これらを使ってひとつの料理に仕上げたいと。 「新得スペシャル」な1品を作りたいと思うようになりました。 すでにいくつかの案はあり、実際に作ってみたものもあるのですが、結果はイマイチ。 美味しいのですが、個々の主張が強いので、トータルな調和がイマイチなんです。

ちなみに、ピザはいまいちでした。 ニンニクだけは芽室産でしたが、小麦粉も町内の瀬戸内商事で買ったものですし、トマトも新得産だったのに。

まあ、そんな失敗も楽しさのうち。
次の「新得スペシャル」はきっと成功するはず。

そんな「暮らし」もあるので、やっぱし引越してきてよかったです。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji | 投稿日: 2016/10/28

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