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新得町では「虹」も日常的

接客業は苦手です。

ですが、転職もしたことですし、色々と経験しないといけないわけで。 思えば、前職でも、お客さんとのやり取りはあるものの、そのお客さんも同じ仕事場の方達なので、物販の接客とは違うもの。 ですので、店先で物を売る「接客」は生まれてこの方、経験したことがなかったりします。

つまり、苦手というか未経験なわけなのですが、他人との接触が苦手なぼくにとっては経験しなくとも、それが苦手であることは想像につくことなのです。

と、思っていたのですが、やってみると案外たのしいもので。

周りの人のやり方を盗みつつ、お願いされれば「はったり」をかまして。 最初は戸惑いましたが、知らないうちに、忙しさに飲まれるうちに、気が付けば楽しくなっていました。 おそらく、周りの人達にも「生まれて初めて」なことはバレてないと思います。

それは、新得町の屈足地区で10/9に開催された「大雪まつり」でのこと。

地域おこし協力隊員ということで、所属している組合の出店を手伝ったわけで、 朝から機材の搬入や仕込みも手伝い、店番もこなしてきました。

ちなみに、「大雪まつり」の読み方は「たいせつまつり」でして、けっして「おおゆきまつり」ではありません。 ですので、いくら北海道と言えどもこの季節に雪は降りませんし、積もることもありません。 ただ、その読み方を知ったおかげで、去年の今頃に嫁さんが「新得は10月に大雪が降ります」と連呼していた意味は分かりました。

そんな「大雪まつり」なのですが、その日は朝から天気が不安定で、雪は降らずとも、ときおり大粒の雨が降ってしまいました。 分厚い雲が次々と流れてくるので、日差しはあるものの、通り雨が「ざっ」と降る。 それでもステージ上では演歌歌手による歌は止まりません。これがプロ根性なのかと感心していたら、遠くに虹が見えていました。

径の太い半円形の虹は、文字通り七色で、深くて濃い色合いは、ずっと見ていたくなるものでした。 そして、やけに近くに感じるのも田舎の虹の特徴かと。 よく見ると、十勝川の向こうにそびえ立つ「ガンケ」も七色に染まっていますし。 高い建物はなく、虹の下の方まで見渡せるので、それも見れたのかと。 やはり、田舎の虹は都会のそれと比べ物にならない程、きれいです。

ただ、周りに虹を眺めている人はおらず。 都会でしたら、そこらじゅうで「虹だ!」なんて声も聞こえ、空に向かってスマホを握る手が大量に生えるのに。

考えてみれば、都会で田舎者が高層ビルを見上げるように、田舎では都会者が虹を見上げるのかも知れません。

ぼくは「都会者」を名乗れるほどの都会には住んでいませんでしたが、そこに入れば充分に「都会者」なのかと。 考えてみれば北海道へ移住して、まだ半年。まだまだ、この土地に慣れていないのかも知れません。

ただ、高層ビルも、虹も、それらを見上げたくなる感性だけは失いたくないとも思うのです。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji | 投稿日: 2016/10/16

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