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都会の高校生が田舎で自分の名前を叫ぶ理由

新得町

「田中太郎(仮)ーーー!!!!!!!!!!!!!!!」。

仕事場である農家さん宅で、高校生が自分の名前を叫んでいました。おそらくMAX大声で。 彼いわく、叫びたかったのだと。たしかに、そこは都会離れした広大な農地の広がる場所だったので、なにか大声で叫びたくなるのも仕方ないかと。

彼は大阪の高校生で、修学旅行の「農業体験」でそこに訪れていました。 1泊2日の日程で農家さん宅に泊まり、そこの仕事を体験してみるというもの。 3人1組で各農家さん宅にお世話になるそうです。

ちなみに、ここの農家さんは原木しいたけ屋さんなので、天地返しを体験したとか。 「大変だけどパズルみたいでおもしろかった」という感想を持ったらしく。 農家見習いのぼくも同じことをしているのですが、なんだか共感してしまいました。

そして、「叫びたかった」との理由にも、なんだか共感してしまいました。

思えばヒトは、開けた景色を前にすると叫びたくなる生き物なのかも知れません。 山の頂上へ行けば「ヤッホー」と叫びたくもなりますし。そこが絶対に「山彦」として返ってこない場所だとしても。 実際、ぼくも富士山の山頂へ行ったときは無意味に叫びましたし、皆もそうやっていましたし。

そういえば、サロベツ原野を歩いたときも叫んだ記憶があります。息子と一緒に。 そのときは「ワッ!!」と、一言で叫んでいました。 意味なく叫んでいました。特に熊除けとか、そういう目的もなく。なんとなく大声を出したかったのです。

やはり、開けた景色を前にすると、理由なく大声を出したくなるものだと思います。

それは、とても気持ちいいから。 思えば20代前半で草野球をやっていた頃も、試合での声出しは気持ちよかったです。住宅街でMAX大声は、今思うと迷惑だったかも知れませんが。

今の仕事中でも、少し離れた場所の人と話すときは大声が基本。 あいさつも、距離が離れていても、お互いは近寄らず距離を保ったまま大声で。 それは田舎特有のことなのかも知れませんが、やはり気持ちのいいもの。

そう考えると、都会からやってきた高校生が叫びたくなるのも納得できます。 ただ、自分の名前を叫ぶと、個人情報はダダ漏れ。 ですので、そこでは「ヤッホー」的なフレーズが欲しくなります。

広大な十勝平野で叫ぶときのフレーズ。

なにか良い言葉を考えておきます。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji | 投稿日: 2016/09/23

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