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MT軽トラを選ぶときは「人とクルマの接する部分」も重要

新得町

中古の軽トラは安く買えたのですが、車検はあまり残っておらず。

そのため、先日、車検をとってきました。 特に修理や交換が必要な場所もなく、1日で工場から戻ってきたのですが、その間は代車を用意してもらいました。

メーカーや年式は違えど、同じ軽トラ。

それが今回の代車だったのですが、結論から言うと、あまり良くありませんでした。 それは年式が古いということもあるのですが、それ以上に自分に合っていなかったのだと思います。


■ セミキャブ車の方が好き

ぼくの軽トラは、前輪のタイヤハウスが運転席の足元にある「セミキャブ車」。

それは衝突安全基準の引き上げ時に生まれた様式で、要は前方からの衝突に対してクラッシャブルゾーンを確保するためのレイアウトなのですが、 いろいろと不都合があったりします。

それまでの軽トラは基本的に「フルキャブ車」と呼ばれる運転席の下に前輪があるレイアウト。 後輪と前輪の距離が短いので、小回りが利きます。 また、運転席をよりクルマの前方に置けるので、荷台のスペースを広くとれるようになります。

対して「セミキャブ車」は後輪と前輪の距離が長いので、若干、小回りが利きません。 足元に前輪のタイヤハウスがあるので、そのスペースは狭く、長靴で運転するには少々不利。 荷台のスペースはメーカーさんの努力で、あまり変わらないのですが。

ここら辺の違いは買う前に悩んだのですが、結果的に「セミキャブ車」を選んで良かったと思います。

後輪と前輪の距離が長いので走行時の安定性は高いですし、小回りが利かないといっても、そこは軽自動車の後輪駆動車。 狭い場所でもUターンは出来てしまいます。 といいますか、クルマのスペック上の小回り半径を最大限に活用するにはそれなりのスキルも必要で、 おそらく、「フルキャブ車」と「セミキャブ車」の違いより、運転者の「車幅感覚」と「ハンドルさばき」の精度と速さの方が小回りに影響してくると思います。

なにより、「セミキャブ車」の方が、普通車と似た動きをしてくれるので、ぼくのような軽トラ初心者には合っていると思いました。 「フルキャブ車」は前輪の上に座っているので、ハンドルを切り込んだとき、その挙動に違和感を感じてしまいます。 そこは慣れだとは思うのですが、普通車に慣れた人がすんなりと軽トラを運転するには、やはり「セミキャブ車」の方が合っていると思うのです。


■ 「人とクルマの接する部分」も大切

他にもぼくの軽トラと代車の軽トラで、「違う」と思ったところはあるわけでして。

それは、ハンドルの角度でしたり、MTペダルのストローク量、レイアウト、踏込む角度、シートの高さ、シフトの高さやフィーリング、などなど。 そこが少し違うだけで、「運転のしやすさ」がかなり変わるようです。 やはり、MT車のようなアナログ入力が肝になるような「道具」は、人と道具が接する部分、シート、シフト、ペダル、ハンドルのフィーリングは大切だと思いました。

例えば、HONDAのスポーツカーのフラグシップ・グレードに「TYPE-R」シリーズがありますが、そのクルマも、人とクルマの接する部分は大切に作られています。 そしてパソコンも、道具としての快適さを求めるならば、マシンのスペック以上に、マウスやキーボードなどの入力デバイスの選択に慎重になるものかと。

そう考えても、MT軽トラを選ぶときは、カタログ上のスペックも大切ですが、それ以上に「人とクルマの接する部分」も慎重に選んだ方がいいと思うのです。

車検のために用意して頂いた台車は、年式の古い「フルキャブ車」。
それを運転して、改めて自分のクルマはいいなと思いました。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji | 投稿日: 2016/08/07

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