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軽トラで新得を周るときの「迷い」

新得町

気が付けば、軽トラの運転にもだいぶ慣れてました。

手こずっていたパワステ非装着の重たいハンドルも、最近はそのことを忘れるくらいに慣れてしまいました。 意識して運転してみれば、以前と比べて、ぼくの運転の仕方も変わったことに気付きます。

アクセルとブレーキ、そしてステアリング操作を同期させていく。 その基本的な運転の仕方は変わらないのですが、荷重の乗る「待ち」の時間といいますか「テンポ」が少し変わりました。 それは重心の高い軽トラに合わせた「テンポ」なのかも知れませんが、結果、腕力に頼らないステアリング操作に。

そんな運転をしてみれば、今まで、どれほどパワステの恩恵に浸っていたか、よく分ります。

エンジンの調子もよく、「素直な良い子」という表現が似合うかと。おかげで仲良くなれました。ただ、荷物車ということでミッションのギア比はかなりローギアード。 そのためか、エンジンは低速からトルクが太いのですが、それでも高速域までストレスなく回ります。 排気音も変に重低音ではなく、低速域は「軽自動車」なものの、中速以上に回したときは、甲高くも太い音を奏でます。それはスポーティではなくスポーツ。 3気筒なことを忘れるくらい滑らかなエンジン音。これがこのクルマの個性なのかと思ったりもしています。

セミキャブ車特有の足元の狭さも、気にならなくなってました。

クラッチペダルから下ろした左足の居場所は、そのペダルの下。 乗りはじめた頃は、それに対する違和感が強かったのですが、そんなに忙しい操作もしないので、運転には支障もなく。残っていた違和感も、時間と共に消えたようです。 3枚のペダルの配置は絶妙ですし。そう、絶妙。シートポジションと併せても気持の良い配置。 アナログ的な入力にも細かく反応してくれますので、ほんと、MTの軽トラは「良い道具」と思えます。

そんな軽トラで、毎日、仕事場と自宅を往復しているのですが、実は「迷う」こともあったりします。

それは「道に迷う」ということではなく、「道の選択に迷う」ということ。 自宅は新得にあるのですが、仕事場は新得以外にも上佐幌であったり、屈足であったりします。 そして、屈足の仕事場から新得へ帰るとき、その「道」の選択に迷うのです。

新得町は東から、新屈足、ガンケ、十勝川、屈足、上佐幌、サホロ川、新得、と並んでいます。 地形は十勝川の創った河岸段丘となっており、十勝川のある屈足から1段上がると上佐幌。 そのため幹線道路となる道道75号線は、屈足から上佐幌へ上がるため、大きく右に蛇行しています。

新得町

ただ、屈足から上佐幌を抜けて新得へ向かう道には、そんな「右ルート」と並行して「左ルート」もあったりします。 距離的には、さほど差もないのですが、その車窓の景色が「迷うタネ」だったりするのです。

ぼく的に景色がいいと思うのは「左ルート」。 防風林も少ないので広さを感じられますし、なにより遠くの山々、大雪山系から日高山脈まで、その景色を気持ちよく拝めるのは「左ルート」かと。 白樺防風林の並木道はきれいですし、新得へ下りる前の丘の景色も好き。春には白鳥の群れも見れましたし、エゾシカの親子にも会いました。 飛行場の滑走路はあまり見えませんが、途中の赤い欄干の橋は気になりますし、新得のセブンイレブンに寄るなら、迷わずこちらのルートを選びますし。

何かと気持ちの良いのが「左ルート」だったりするのです。

ただ、そんな「左ルート」の途中には、一時停止の交差点があります。 対して「右ルート」は主要幹線のためか、一時停止はおろか信号もありません。道幅も広く走りやすい。景色もそんなに悪くなく、楓団地手前の丘の景色はけっこう好き。 牛もいっぱい見れますし。おそらく雪の積もる冬はこちらのルートの方が走りやすいだろうし。

移動だけを考えるのなら「右ルート」かと思えます。
まあ、どうでもいいことですが。

ただ、そんな小さな迷いも生まれる地方の生活は、やはりおもしろいと思ってしまいます。

参考: 新得町の知りたい基礎情報まとめ

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji | 投稿日: 2016/07/14

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