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都会と田舎の日常を考える

新得町

雨の日が多い6月の中旬。

北海道には梅雨が無いと言われていますが、この時期になると雨の日も多くなります。 それは梅雨ではなく「蝦夷梅雨」。それは以前の北海道岩見沢市に住んでいたときに知り得たことなのですが、道央の札幌から離れた十勝でもそんな季節はあるようです。

そして、そんな雨の日は決まって気温も低い。十勝地方では最低気温が一桁になるところもあるようですが、そんな低温も心地良いと思うのは、ぼくだけでしょうか? 朝の2度寝が気持ちよく、6月でも厚い布団に籠れる幸せが嬉しかったりします。 元々、ぼくは冬が好きなのですが、その理由も「寒さの中の温かさ」がすきだから。 できれば夏でもそんな温かさを味わいたいのです。

そんな涼しい環境なので、外での力仕事も大して苦にならず、最初は苦戦していた仕事道具とも、だいぶ仲良くなれましたし。 基本的に、心地よい筋肉痛に包まれる日々を送っているのですが、それも少しづつ減ってきた気がします。 最初の頃は、筋力アップの目的でタンパク質と炭水化物を大量に摂っていたのですが、それでも体重は増えず。それはきっと、全てのカロリーを消費していたから。 ただ最近は、少し食べる量を制限しないと体重は増えてしまいそうです。それは無駄な動きが無くなってきたからと、そう思いたいのです。

先日は、本格的な山菜採りデビューも果たしました。 山菜の処理の仕方も教わって、田舎暮らしのスキルも増。 なにより、未体験なことも多く経験できました。

そんな楽しい生活を送っているのですが、ひとつだけ悩み事があったりします。

それは、非日常と思っていたことが、どんどん日常になってきていること。 例えば「シカ」。移住最初の頃は「シカ」を見つければテンションも上がっていたのですが、最近は特に驚きもせず。 さすがに山菜採りをしていたときに近距離で走り出されたときは驚きましたが、クルマの運転中に見かける「シカ」では驚くこともなくなりました。

そして、いわゆる「田舎生活術」とでも言うのでしょうか、ぼくの周りにもおもしろいことをしている人が多くいます。 そのためか、テレビやネットでよく紹介されている「楽しい田舎暮らし」的なものを見ても、あまり心が揺さぶられることもなくなりました。

以前は実現不可能な「憧れ」で見ていたものも、今では割と「やる気」があれば実現可能な「ただの選択肢」に。 そんな「やる気」も、特に熱い情熱を持つ必要もなく、よっぽど海外旅行へ行く方が「やる気」が必要なのでは?と思うレベル。 都会では憧れの対象でしかない「楽しい田舎暮らし」も、それを普通に実行している人が十勝には多いのです。

自分で家を建てたり。
馬や山羊、鶏を飼ったり。
狩猟で山に入ったり。

ですので、ぼくの経験した些細なことなんて、一々ブログに書くのも面倒くさく。
というよりも、ブログのネタになるようなことも、「日常」すぎて書くのを忘れてしまったり。

移住して2.5ヶ月。
ぼくの中の「日常の定義」は、速いスピードで更新されてるみたいです。

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カテゴリ: とかち暮らし | 筆者: kenji | 投稿日: 2016/06/13

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